【シュートボクシング】パンチでKO宣言のカラバスに、不可思「問題なく倒す」
6月5日(日)東京・後楽園ホールで開催される『SHOOT BOXING 2016 act.3』の前日計量&会見が、4日(土)都内にて17:00より行われた。計量は全選手が規定の体重をクリア(大桑宏章のみ再計量でパス)。
今大会のメインイベントに決まっていたザカリア・ゾウガリー(オランダ)vs不可思(クロスポイント大泉)は、練習中にザカリアが鼻骨を折ったため欠場。代わってアンディ・サワーが推薦するWPKLベルギー・スーパーライト級王者バリーズ・カラバス(Team Slamm)と不可思がセミファイナルで対戦することになった。
会見に出席したSB協会のシーザー武志会長は「ザカリアは2回も事故を起こしていつもキャンセル(昨年8月の大会も欠場)。個人としては怒っています。ジムの管理不足、個人の普段の行動のゆるみの多さが原因かと思っています。ご迷惑をおかけしてすいませんでした」と、ザカリアへ怒りのコメント。
その上で、「びっくりするくらいヨーロッパには凄い選手がいるので、カラバスはけっこうやってくれるのでは。下がらないし、前へ行くのでザカリアと同じくらいのパワーがあると思います」とカラバスを高評価した。
緊急参戦となったカラバスだが、堂々とした態度で、「ザカリアの代わりで来日したが、私の試合も期待してもらって十分。準備も万端だ。明日は僕のパンチを見てくれ。KOするところを見せたいね。日本のファンに印象を残したい。期待してくれ。SBではこれがスタートラインなので、しっかり魅せたいと思う」と強気なコメント。
対する不可思は、「まずは急なオファーだったのに試合を受けてくれたカラバスに感謝したい。ザカリアとやりたくて楽しみにしていたんですが、強敵には変わりないので、最高の試合を見せて次こそザカリアとやらせてもらえるように頑張ります。ザカリアとやるために練習を積んできて、作戦は急に変わったけれど、変わったことにあまり問題はない。試合映像を見て、パンチ、特にフック系が強い選手、外国人らしい身体をしているという印象です。普通に実力を出せれば問題なく倒して勝つことが出来る」と、代打カラバスを一蹴してザカリア戦を実現させたいという。
さらには、「明日の試合で面白いと思ってもらえて、呼んでもらえたら嬉しい」と今秋に開催が予定されているS-cup世界トーナメント出場も狙いたいと語った。
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