【UFC】打倒レスナーに向けハントとセフォー団結
かつてK-1でしのぎを削った盟友同士が総合格闘技(MMA)『UFC』の200回記念ビッグマッチを前に手を組んだ。
7月9日(土・現地時間)ラスベガスで開催されるUFCの200回記念大会『UFC 200』にて、1試合限りの復帰を果たす、元UFCヘビー級王者にしてプロレス『WWE』のスーパースターであるブロック・レスナー(アメリカ)との対戦が決定したマーク・ハント(ニュージーランド)。大一番を控えたハントにK-1時代の盟友である”南海の黒豹”ことレイ・セフォー(同)が手を貸している。
6月14日(火・同)セフォーは自身のSNSを通じ、ハントが同大会に向けたトレーニングキャンプの締めくくりとして、セフォーがトレーナーとして所属するアメリカのMMAジム「エクストリーム・クートゥア」へ練習に訪れていることを伝えた。
さらに翌15日(水・同)には、ジム内にあるケージの中でハントがミット打ちを行う模様を動画で掲載。ハントが放つ強烈なサモアンフックをミットで受け止めたセフォーは「マーク・ハントは長い空の旅で時差ぼけ。でも、この”兄弟”のためにミットを持てるとは光栄だ」と綴った。
さかのぼること15年。ハントとセフォーは『K-1 World GP 2001』敗者復活トーナメントでK-1史上に残る名勝負を繰り広げている。両者は足を止めてノーガードで殴り合い、ヘビー級屈指と言われるお互いの剛腕を顔で受け止め合う攻防をやってのけた。ハントが見せた驚異の打たれ強さは”サモアの怪人”の異名を世に広めることとなった。
この一戦に判定で敗れたハントであったが、セフォーが負傷によりトーナメント続行不能となったため、代わりに勝ち上がり同トーナメント優勝、本戦への出場権を獲得。さらに2001年12月の本戦『K-1 World GP 2001 FINAL』でジェロム・レ・バンナやフランシスコ・フィリォを破り、K-1の頂点に上り詰めた。
あれから15年。45歳を迎えたセフォーは既に一戦を退いたが、42歳のハントはMMAの最高峰の舞台で今なお輝きを放っている。
かつての盟友からの心強い応援を受けたハント。元王者とのビッグマッチでその成果を見せることが出来るか。
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