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【K-1】3つの階級を新設、武尊が二階級制覇に動くか

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2016/06/24(金)UP

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新階級の設立を提案したK-1公式サポーターの関根勤氏

 K-1が3つの階級を新設することを6月23日(木)都内で行われた記者会見にて発表した。

 新たに設けられる階級は「-57.5kg」「-62.5kg」「-67.5kg」の3つ。これまでの-55kg、-60kg、-65kg、-70kg、ヘビー級の5階級はヘビー級を除き5kg刻みだったが、これにより2.5kg刻みとなる。

 前田憲作K-1プロデューサーによれば、これは関根勤K-1公式サポーターの提案で、「選手層が厚くなり、選手に適正体重で試合を行って欲しいという関根さんの意見を取り入れ、新たに階級を設立することになりました」という。

 登壇した関根氏は、「5kg刻みで4人の王者がいるのは一般の人が見て分かりやすい構図でした。でも見ている中で(体重で)苦しむ選手がいっぱいいたんです。選手層が厚くなってきたので前田さんに、適正体重で戦って欲しい、2.5kgで区切った方がいいのでは、と提案しました。

 無理をして70kgで戦っていたり、身体を壊しそうになりながら体重を下げている選手もいたので、なるべくいいコンディションで戦って欲しいと思いました。これでワンデートーナメントも一度に2階級でのトーナメントが可能になるので、いいアイデアだなと思って去年から提案させていただいていました。受け入れてくれて嬉しく思います」と、経緯を説明。

Krushでは-58kg王者だった武尊。二階級制覇を狙って-57.5kg転向はあるか

 今後については、「55kg王者の武尊選手はKrushでは58kgでやっていましたから、57.5kgが適正かなと思います。そうなると新しい敵が増えますよね。60kgは卜部兄弟対決で盛り上がりましたが、功也選手は身体が大きいので62.5kgがベストだと思う。それに兄弟対決は2回見たので、もういいかなと。僕も兄弟がいるので見たくないんですよね。階級を変えて新たな敵と戦って欲しいです。

 67.5kgは70kgに無理やり上げていた選手もいるので、外国人と戦うのはリスクがあるので落としてくる選手がいると思います。あとは、ゲーオが階級を落としてこないことを祈ります(笑)。下げられたら嫌ですね」と、現王者を含めて適正体重の階級に転向して欲しいと語った。

 新階級の始動は11月3日(木・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館。この大会で-57.5kg初代王座決定トーナメントが行われることが決まった。K-1 WORLD GP -55kg王者・武尊が二階級制覇を狙って階級を変更するか、注目される。

●編集部オススメ記事
・瀧谷、大雅を下した武尊がトーナメント制覇
・武尊が逆転KOで-55kg王座の初防衛に成功

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