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【NJKF】メキシコ二冠王と対戦の山崎遼太「足を止めて打ち合う」

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2016/06/30(木)UP

連敗脱出に向け減量方法も変えたという山崎遼太

 30代~40代の若手会長により結成されたNJKF若武者会(会長:若林直人、スーパーバイザー:桜井洋平)が7月3日(日)東京・新宿FACEで開催する『DUEL.7』。その大会に出場するNJKFウェルター級2位・山崎遼太(OGUNI※崎は立つ崎)のコメントが主催者を通じて届いた。

 今大会では2試合の国際戦がダブルメインイベントとして行われる。山崎はそのうちの1試合で、初来日となるISKAムエタイスーパライト級&CNKBメキシコスーパライト級2冠王者マリオ・アマヤ(メキシコ)と対戦する。

 デビューから8連勝を飾ってきた山崎だが、昨年11月に浅瀬石真司、今年3月に小宮由紀博と、ベテラン選手2人に黒星を喫している。この連敗を踏まえ、山崎は減量方法を大きく変えたという。

「今までは減量がかなりキツくて、試合が終わると15kg近く増えたりしていました。でも今回は7kgぐらいに止めて、普段から節制して体重を増やし過ぎないようにしています。以前は最後の1週間はほぼ断食の状態で10km走ったりしていましたが、そこまでキツい減量をしないで摂生した方が当日も調子が良いのかなと思います」(山崎)

 さらに「ウェイトトレーニングもたくさんするようにしています。特に下半身のメニューをこなすと全体的に威力が上がります。ウェイトをやっていると体重も増えないですし、総合的に良いですね」と仕上がりの良さをアピールした。

ISKAムエタイスーパライト級&CNKBメキシコスーパライト級2冠王者マリオ・アマヤ

 対戦するアマヤについて聞かれると「もう少し、見た目が強そうだけれど実はあんまり強くないというような外国人が良かったです(笑)」と苦笑いを浮かべる山崎。試合映像を見ると「パンチからローに繋いだり、コンビネーションのバランスが良くて、お手本のような戦い方をする選手だと思います。首相撲に特化したムエタイの選手っていうよりは、日本のキックボクシングに近い戦い方をする選手だと思うので、そこはやりやすいと思います」としっかり分析する。

「今回はどうにかインパクトのある戦いをしたいので、パンチからローとかではなく足を止めて打ち合って欲しいです」と、強敵をKOで倒して完全復活を印象付けたいようだ。

 山崎はメキシコの二冠王を下し、復活の狼煙を上げることが出来るのか。

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