【ROAD FC】サップを破った男はパンチが止まらないカンフーパンダ
7月2日(土・現地時間)中国・湖南国際会議コンベンションセンターで開催されたMMA(総合格闘技)イベント『ROAD FC 032』にて、ボブ・サップ(アメリカ)vs中国の巨漢戦士アオルコロのメガトンマッチが行われた。
試合前から散々舌戦を繰り広げていた両者であったが、試合はアオルコロがサップを1R開始直後からパンチの連打で防戦一方にさせ、倒れたところをパウンド連打によりわずか36秒でTKO勝ちを収めた。地元中国で勝利したアオルコロは観客から大声援を受けた。
現在21歳のアオルコロは身長188cm、体重148kgという巨体の持ち主。突進しながら粗削りな左右の剛腕を振り回し続けるファイトスタイル。中国拳法や散打といった格闘技をバックボーンとしており、自らをカンフーパンダ―と言っている。
19歳で迎えたプロデビュー戦では相手を試合開始わずか7秒のパンチでKO。続いて昨年12月の2戦目では、キム・ジェフンを1R24秒のパンチで下した。勢いに乗るアオルコロであったが、3戦目でモンゴル人ファイターにKO負けし、MMA初黒星を喫してしまう。
再起戦となった4戦目の相手はK-1で活躍したチェ・ホンマン。今回のサップ戦と同じように、序盤からアオルコロが左右のパンチを連打しながら突進。ホンマンはケージ際に追い込まれ防戦一方となりパンチを被弾するが、ホンマンの放った左フックがアオルコロのアゴにクリーンヒット。アオルコロはそのままマットに沈んだ。
しかし今回、サップを秒殺で下し、再び勢いを取り戻したアオルコロ。脇目もふらずにメガトンパンチを振り回し、短時間で倒すか倒されるかというKO必至の戦いを見せる選手だけに、次戦にも注目が集まる。
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