【五輪柔道】ロンダ・ラウジーが金メダルのハリソンを祝福、引退後MMA転向か
アメリカのMMA(総合格闘技)団体「UFC」の元女子バンタム級王者ロンダ・ラウジー(アメリカ)が、リオ五輪の柔道女子78kg級で2大会連続となる金メダルを獲得したケイラ・ハリソン(アメリカ)を祝福した。
元々、柔道家として活躍していたラウジー。2008年の北京五輪で、柔道女子70kg級の銅メダリストに輝き、母国アメリカに女子柔道史上初のメダルをもたらした功労者だ。その後、MMAに転向を表明し、2011年にプロデビューを果たしたが、ハリソンはラウジーの柔道時代にトレーニングパートナーを務めていた。
8月11日(木・現地時間)ラウジーは自身のSNSに、「ケイラ、2つ目の金メダル獲得おめでとう」との祝福メッセージをハリソンの写真とともに投稿した。
気になるのは金メダル受賞後に柔道からの引退を表明したハリソンの今後の動向。元パートナーのラウジーと同じようにMMAに転向するのではとの噂もあり、アメリカの一部メディアは複数のMMA団体がハリソンに接触していることや、ハリソン自身がオファーについて認めたことなどを報じている。
ハリソンは以前、現地メディアのインタビューで「柔道は私が最も愛しているものだし、情熱を注いできたもの。でも、有名になりたくない人なんていないでしょ?私はケージ(金網で囲まれたリング)の中で、たくさんお金を稼ぐために相手を打ちのめすことも出来ると思うわ」と、MMA転向に前向きな姿勢を見せていた。
しかし、今回の金メダル受賞後の記者会見では「今はただ2大会連続で金メダルを受賞したという現実に浸っていたいし、この瞬間を楽しみたいわ。全く可能性が無いとは言いきれないけれど、今の答えは”ノー”ね」と、現時点でのMMA転向は無いと述べている。
現在26歳のハリソン。果たして、ラウジーに続くアメリカ女子柔道界の大物のMMA参戦はあるか。
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