【NJKF】WBC世界王座防衛戦の梅野源治「今回はKOを狙う」
9月17日(土)東京・後楽園ホールで開催される『NJKF 2016 6th』のメインイベントにて、WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王座2度目の防衛戦を行う梅野源治(PHOENIX)の公開練習が6日(火)都内所属ジムにて行われた。
サンドバッグ打ちでパンチ、ミドルキック、ヒジ打ち、ヒザ蹴りと一通りの技を披露した梅野。8月7日の『REBELS』におけるヤスユキ戦で偶発性のバッティングを受け、鼻の骨折と右目眼窩底骨折の疑いがあったが、検査の結果、眼窩底骨折には至らなかった。
「直後は目を左右に動かすだけで痛みがあり、気分も悪くなっていたんですが、今も多少痛みはありますが試合には影響ないと思います。鼻は試合後の控え室で治してもらって、バキッと凄い音がしてみんなビックリしていました」と梅野。
それでも大事をとり、今回はスパーリングを一切していないという。不安はないかとの問いには「ありません。今までも試合前にもっと大きい怪我をしたことがあるので、今回は全く気になりません」と答えた。
今年に入ってから2勝2分と負け無しではあるが、不完全燃焼の試合が続いている。それについては、実はトレーナーとの不仲が原因であったと打ち明けた。
「僕が、そんなことは出来ない、こうした方がいいと言って意見が合わないようになって、トレーナーの言うことを聞かなくなっていたんです。それで練習もぎくしゃくしてしまって。変に頭が固くなっていた」
そのため、本来のスタイルから変わってしまい、慎重になりすぎて下がってしまうスタイルになってしまったという。そこでトレーナーと話し合い、今回から昔と同じ練習に戻したことで「これだな、というのを感じている」という。「結果が出なかったのが全て。前のように出来ないとは言わず、信じてやるのが一番いいと思いました」
今回の挑戦者キース・マクラクラン(イギリス)については、「トレーナーが試合映像を見て、20秒で“ふんっ”と言って消してしまいました(笑)。僕も見ましたが、タイ人と比べたら強いとは言えない。レベルが違う」と一蹴。
だからこそ今回は、「昔のようにとにかくアグレッシブに行って、倒すスタイルで盛り上がる試合を見せたい。今回はKOを狙っていきたいというのが一番ですね。1Rからガンガン飛ばしていきます」と、KOを狙う試合をする宣言。「もちろん、勝つのは俺です」と2度目の防衛に自信をみなぎらせた。
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