【KNOCK OUT】森井vs高橋、ともにKOで幕開け宣言
カードゲームやトレーディングカードの販売、また新日本プロレスも経営するブシロードが12月に旗揚げするキックボクシング新イベント『KNOCK OUT』(ノックアウト)。
9月14日(水)東京・TSUTAYA O-EASTで行われる公開記者会見でその全容が発表されることになるが、この記者会見では森井洋介(ゴールデングローブ)vs高橋一眞(大阪真門ジム)の公式戦ワンマッチも行われる。同試合の計量が13日(火)19:00より都内にて行われた。森井は59.40kg、高橋はリミットちょうどの58.50kgでそれぞれ計量をクリアー。
高橋は『NKB』を主戦場とする高橋三兄弟の長男。1RからKO狙いの猛攻を仕掛けるタイプで、これまでの戦績は9戦7勝2敗(6KO)と90%を超えるKO率を誇る。仕上がりは「完璧です」と言い、森井については「最強でしょう」と嬉しそうに評する。
「森井選手はローキックが強くて細かい動きが出来て、身体が頑丈。自分が優っているのは勢いですね。試合が決まった時は“いよいよか”と思いました。自分の名前を知らしめるチャンスですし、喰ってやります」と、対戦が待ち遠しいと言わんばかりのギラギラとした表情でコメント。
「1試合しかないのに、わざわざ見に来てくれた人たちを満足させられるド突き合いがしたい」と激闘を予告。さらに大会名通り「KOしか狙っていません。自信はあります」と番狂わせを起こすとした。
対する森井は強烈なパンチとローキックを武器に、町田光や数々の強豪タイ人をKOしてきた国内トップクラスの選手で、『ZONE』のエース。5月にはトーナメントを制して全日本スーパーフェザー級王座に就いている。現在7連勝(5KO)と勢いに乗っている。
「(高橋のことは)知りませんでした。試合が決まってから初めて映像で見ました」と、これまで接点のなかった団体の選手だけに「ちょっと不気味」さを感じているという。「身長が高いのでリーチを生かした戦い方をすると思ったんですが、アグレッシブで最初からガンガン来るタイプだったので意外でしたね」と評する。
高橋はキックボクシング界のビッグネームである森井を喰う気満々だったが、「やっと巡ってきたキックボクシングが大きくなるチャンスですし、僕もここで喰われるわけにはいかない」とトップの座は譲らないと言う。
今回のワンマッチには「テンションが上がっています。同時に責任とプレッシャーもありますが、今回任せてもらえたのは今までの結果や僕のスタイルが認められたからだと思う。しっかり与えられた仕事がしたい。KNOCK OUTという大会名に見合う結果と内容を見せます」と、かなりモチベーションが上がっている。
そして高橋同様、「KOしか考えていない」と断言。「(師匠でZONE代表の)小林さとしさんからもKOじゃないと話にならない、と言われています。しっかりKOして12月の旗揚げ戦につなげます」と、決着はKOしかないと語った。
この試合は3分5R、パンチ、キックに加えてヒジ打ち、首相撲、相手をつかんでの攻撃などが認められる純キックボクシングルールで行われる。相手をヒジでカットして流血させた場合はダメージと見なす。判定の優先順位はダウン、ダメージ、有効打、手数の順。ただし、相手にダメージを与えない首相撲からのヒザ蹴りは即ブレイク、繰り返せば減点対象にもなる。
なお、森井vs高橋が行われる旗揚げ発表公開記者会見は入場無料。
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