【ムエタイSF】ヤスユキ「嫌な思いで帰国させる」、スーパーレック「判定ダメ。絶対KO」
10月9日(日)東京・ディファ有明にて開催される『Suk Wanchai MuayThai Super Fight』の前日計量が、8日(土)15:00より都内で行われた。
メインイベントに出場するREBELS-MUAYTHAIスーパーフェザー級王者ヤスユキ(Dropuout)はリミットちょうどの132.0ポンド(約59.9kg)、対戦相手となるタイの超人気選手スーパーレック・モーラタナバンディット(タイ)は131.9ポンド(約59.8kg)で共に計量をクリアー。あとは明日の試合開始のゴングを待つのみとなった。
ヤスユキはこれまでに大月晴明などの日本人強豪や各団体の王者を次々と撃破してきた国内屈指の実力者。対するスーパーレックはムエタイの2大殿堂であるルンピニーとラジャダムナン両スタジアムのスーパーフェザー級1位であり、ビッグマッチには欠かせないスーパースター選手。ヤスユキが対戦を熱望してきた相手でもある。
そんなスーパーレックとこの日の計量で実際に対面したヤスユキは、「思った通り、顔が小さいなと思いました(笑)。背中もしっかり筋肉が付いているので組んだら強そうですね。あと顔も気が強そうだと感じました」と印象を口にする。
破壊力・スピードともに抜群の右のミドルキックをはじめ、蹴りを中心に攻撃を組み立てるスーパーレックに対し、ヤスユキは「とにかくミドルを潰していったらパンチが出てくると思うので、僕の勝負はそこからですよ。蹴り合いでは相手の方に分があると思うので、蹴りをしっかり防いでその次に出てくる攻撃にしっかり対応したいです」と攻略のイメージもばっちりの様子。
さらに「初来日のスーパーレック選手には申し訳ないですが、嫌な思いをして帰ってもらおうと思います」とニヤリ。試合に向けて「スーパーレック選手を見たいファンの方も多いと思いますが、『あれ?スーパーレックって意外とこんなもんなんだ』と思わせたら、もう僕の勝ちですね」と自信を見せた。
一方、日本には昨日到着したというスーパーレックは「まだあまり雰囲気をつかめていないですが、日本で試合が出来て嬉しいです」と初来日を喜ぶ。コンディションについては「問題無い」と一言。さらに続けざまに「ミドルとヒジで勝負します。判定はダメ。KOします」といきなりのKO宣言で闘志をアピールする。
ヤスユキと計量で対面した時の印象を尋ねると、「あまり大きくないですね。大丈夫ですよ。絶対に勝てます」と強気。また、7月のREBELS大会で行われた梅野源治vsヤスユキの試合映像をチェックしたと言い、「全然問題無い」と不敵な笑みを浮かべる。
さらに「私は9月にセクサンにも勝っています。ダメージも無いので大丈夫です」とスーパーレック。昨年のラジャダムナン最優秀選手賞(MVP)に選出されたセクサン・オー・クワンムアンに勝利したことを引き合いに出すなど、強豪撃破でさらに自信を深めているようだ。試合に向けて「判定ではダメです。絶対にKOをお見せしますよ」とスーパーレックは再びKO決着を強調した。
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