【巌流島】喧嘩サッカー迎え撃つアウレリオ「カポエラの力を信じる」
10月21日(金)東京・国立代々木競技場第2体育館で開催される『巌流島 全アジア武術選手権大会 2016 in TOKYO』の出場選手個別インタビューが、10月19日(水)都内で行われた。
スーパファイトで対戦するカポエラ戦士マーカス・レロ・アウレリオ(ブラジル)と、世界一過激な球技「カルチョ・ストーリコ」(通称・喧嘩サッカー)の猛者ミケーレ・ベルギネリ(イタリア)が、それぞれ意気込みを語った。
アウレリオは3月大会で相撲出身の中島大志に1R28秒、左後ろ回し蹴りで失神KO勝ち。カポエラ仕込みの蹴りで鮮烈なインパクトを残した。「あれは『メイア・ルーア』(直訳すると半月)と呼ばれるカポエラの技の一つだよ。パワーよりもタイミングが重要になる技だから、なかなか試合で実践することが難しいんだ」と、難易度の高い技によるKO勝利を振り返りご満悦の様子。
さらに、「僕がMMA(総合格闘技)の試合に出始めた頃は、カポエラの蹴り技で勝利してもラッキーだとか、まぐれだとか言われてきた。でも、自分はそれが必然であることを証明出来るようになった」と感慨深そうなアウレリオ。「自分は何よりもカポエラの力を信じている。こういう伝統的な格闘技がMMAを始めとした現代の格闘技に変化をもたらして欲しい」と言葉に熱を込めた。
今回対戦するベルギネリについて「打たれ強くてタフな選手」と評したが、「自分が持つさまざまなテクニックを駆使して勝つつもりだ」と自信を見せた。
そのベルギネリは2日前に来日し、「体調は良いけれど、まだ時差ぼけだよ」と少し眠たそう。初参戦となった前回の7月大会では、モンゴル相撲出身のボルドバートル・オンダラルのパウンド連打で1Rで敗れた。
フックの連打から亀の状態になったところを一方的にパンチを打ち込まれてレフェリーストップとなったが、「あれはディフェンスをしながら、次にどうするかを考えていたんだ。それがあんなに早く止められてしまうとは思わなかった」とまだ戦えたと主張する。
前回の反省も活かして、「今回はもっと自分からアグレッシブに仕掛けていくよ。相手は蹴りが強烈なので、間合いを詰めて接近戦に持ち込みたい」と意気込む。さらに「足技はすごいがパンチはそれほどでもなさそうだね。パンチで勝負してKOを狙うよ」と巌流島での初勝利を目指す。
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