【UFC】ゲガール・ムサシが”全身凶器”とリベンジマッチ
昨年の日本大会以来の再戦を迎えるムサシ（左）とホール（右）
11月19日（土・現地時間）北アイルランド・ベルファストのSSEアリーナにて開催される『UFC Fight Night』のメインイベント変更が発表された。
当初、同大会のメインイベントには、キム・ドンヒョン（韓国）vsグンナー・ネルソン（アイスランド）が予定されていたが、ネルソンが怪我のため欠場。
代わりに元Strikeforceライトヘビー級王者のUFCミドル級5位ゲガール・ムサシ（オランダ）が、同級10位ユライア・ホール（ジャマイカ）とメインイベントで対戦することになった。
ムサシはかつてPRIDEやDREAMといった日本のリングで活躍。DREAM時代にはライトヘビー級とミドル級の2階級を制覇している。また、ボクシング仕込みの強打を武器に、K-1ルールで第2代K-1ヘビー級王者・京太郎（現プロボクシング日本ヘビー級王者の藤本京太郎）や武蔵からも勝利を上げている。
ムサシの顔面に強烈なヒザ蹴りを叩き込むホール PHOTO＝NAOKI FUKUDA / WOWOW（C）
日本を離れてからは、2009年にStrikeforceライトヘビー級王座を獲得。2013年からUFCに出場し、ダン・ヘンダーソンやチアゴ・サントスといった強豪にTKO勝ちしており、現在までに10戦7勝3敗の戦績を収めている。
対するホールは極真空手とムエタイ仕込みの強烈な打撃を武器に、”全身凶器”や”戦慄の破壊屋”などの異名を持つ。UFCファイター育成番組『ジ・アルティメット・ファイター』シーズン17に参加し、トーナメントで準優勝。MMA戦績は12勝6敗で、UFCでは4つのTKO勝ちを記録している。
そんなムサシとホールは昨年9月の『UFC FIGHT NIGHT JAPAN 2015』で対戦。2Rにホールが見事な飛び後ろ蹴りを見舞い、ムサシ有利の下馬評を覆す、衝撃的なTKO勝利を収めた。
ホールに敗れてから3連勝を飾り、着々とランキングを上げてきたムサシにとっては、ミドル級王座挑戦権を手にするために落とせない一戦となる。ムサシがリベンジを成功させ、王者マイケル・ビスピンへの挑戦に近づくのか。それともホールが返り討ちにするのか。
●編集部おススメ記事
・ホールが飛び蹴りでムサシに勝つ
【インタビュー】ゲガール・ムサシ「僕には不安も恐怖もない」
この記事が気に入ったら
いいね！しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight（イーファイト）格闘技情報をフォローしよう！
Follow @efight_twit関連動画
関連記事
【関連リンク】
