【K-1】二階級制覇の武尊が告白「1回戦でヒザが上がらなくなった」
11月3日(木・祝)東京・国立代々木競技場第2体育館で開催された「K-1 WORLD GP 2016 JAPAN~初代フェザー級王座決定トーナメント~」で優勝し、スーパー・バンタム級に続く二階級制覇を達成した武尊(KREST)。試合後のインタビューで、苦しかったトーナメントを振り返った。
「二階級制覇はずっと言ってきたことなので、有言実行しないとスターじゃない。僕はスーパースターを目指しているので、言ったことは全部実現しないといけない。でも正直、このトーナメントが決まってからはプレッシャーしかなかった。それがしんどかったし、トーナメント中も何度も心が折れかけた」と、文字通り有言実行できたことに安堵の表情を浮かべた。
1回戦のジェイミー・ウィーラン(イギリス)戦を振り返り、「外国人選手の中で一番強いと思っていたので警戒していた。元々、一階級上なので力があって蹴りでヒザを痛めました。それでヒザが上がらなくなった」と、1回戦で片足(どちらの足かはノーコメント)が上がらない状況に追い込まれていたと告白。
さらに準決勝のユン・チー(中国)戦でも「ヤバいと思いました。60kgでもやっている選手なのでフィジカルの強さがあったし、けっこう効いた攻撃が何回かありました」とダメージを負わされたという。
そして決勝では、因縁の相手・小澤海斗(K-1ジムEBISU小比類巻道場)と対戦。2度のダウンを奪っての判定勝ちでトーナメント優勝を決めた。試合後、武尊は自ら小澤に話しかけた。
「前日会見で『世界最高の舞台でぶっ倒してやるから、ちゃんと上がって来いよ』とあいつに言ったんですが、ちゃんと決勝まで上がって来て僕とやってくれたことに対して“ありがとう”と言いました。KOは出来なかったけれどバチバチやれたので、男同士の拳の会話が出来た。ただ、大嫌いなのは変わらないのであの時だけです(笑)」と、決勝まで上がって来た小澤を讃えた。
リング上では昨年に続いて、大みそか『RIZIN』へ出撃宣言。「今のK-1を昔のブームだったK-1以上のものにしたい。そのために僕がK-1代表として広めていく。大みそか、みんなに“K-1最高”と言わせます」と、年末にもうひと暴れすることを誓った。
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