【ムエタイ】一流選手勢ぞろいのビッグマッチ出場の福田「自分も一流になりたい」
11月14日(月・現地時間)タイ・ラジャダムナンスタジアムにて開催のビッグマッチ『国王追悼興行スックワンキントーン+スックペットヴィセット』に出場する、プロムエタイ協会スーパーフライ級3位カイト・ウォーワンチャイ(=福田海斗/キング・ムエ)のコメントがMuayThai Super Fightを通じて届いた。
プミポン国王の死去により、現在バンコク市内の各スタジアムは興行自粛となっているが、興行再開後初の平日興行である11月14日は各プロモーターが協力しての国王追悼興行となり、年末のスタジアム創立記念興行と並ぶ超ビッグマッチとなった。
ムエタイのオールスター戦といってもいいくらいのヨード・ムエ(一流選手)たちが出場する今大会に、唯一人の外国人選手として出場するカイト。
「出場する選手が第1試合からメイン級ですから。こんな興行は年末の生誕記念興行以外では見られないですね。自分がこんな興行に出てもいいのかなって少し思います(笑)。といっても、試合することは特にいつもと変わりないと思いますし、ギャンブラーの声援が大きい方が自分は燃えるので、楽しみですね」と意気込みを語る。
9月の試合後(ペットチャイナート戦)には、ラジャダムナンスタジアム支配人・プライ氏にすぐに呼ばれて年末の生誕記念興行への出場とラジャダムナンスタジアムのタイトルマッチの打診を受けたという。
「確かにタイトルマッチの話は嬉しいですが、まだまだですね。まだ115ポンド(スーパーフライ級)のランキングにも入っていませんし、前回ルアンデートにも負けてしまったので…。それに、チャンピオンというよりは一流選手になりたいですね。タイの一流選手というのは、ファイトマネーが高いのももちろんですが、長い期間に渡ってランキング入りしている選手。タイのランキングって本当にシビアなんですよ。ちょっと負けが込んだり、タイで試合しなかったりするとあっという間に落とされますから。だから長い間ランキングに入っているというのは並大抵のことじゃない。しかも、階級を上げていくごとにそれが出来ている選手が本当の一流選手です。自分もそこを目指しています」と、タイの一流選手を目指したいと目標を語る。
前回、スーパーフライ級に階級を上げての初の試合には敗れたが、「パワー差は感じなかったですが、やはり技術の差ですね。トップ選手たちはギリギリのところでテクニックがある。一瞬の動きが上手いですよ。やはり組んだ時、手の位置や足の位置、体重のかけ方、タイミングの盗み方…いっぱいありますね(苦笑)」と学ぶべきところを見つけたようだ。
今回の対戦相手フルックノーイ・ムーサパーンマイ(タイ)はヒザ蹴りを得意とする選手。カイトは「映像を見ましたが似たようなタイプですね。ヒザの攻防なら負けません、自信あります」と、ビッグマッチでの勝利を誓った。
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