【ROAD FC】元”ZSTの鉄人”清水が緊急参戦、元ONE世界王者と激突
12月10日(土・現地時間)韓国・ソウルの奨忠体育館にて開催される『ROAD FC 035』の対戦カード変更が発表された。
当初、元ONE世界バンタム級王者キム・スーチョル(韓国)vsキム・ミンウ(同)によるROAD FCバンタム級タイトルマッチが予定されていたが、ミンウが怪我により大会を欠場。代わりに元UFCファイターのスコット・ヨルゲンセン(アメリカ)の出場が決まったが、今度はヨルゲンセンが怪我により出場を断念。パンクラスを主戦場とする清水俊一(総合格闘技宇留野道場)に白羽の矢が立った。
清水はかつて”ZSTの鉄人”と呼ばれ、2005年のプロデビューから約7年間ZSTで活躍。UFCや戦極にも出場経験がある31歳のファイターだ。これまでに30勝16敗11分の戦績を収め、勝ち星のうち関節技・絞め技による一本勝ちが19勝という、極めの強さを持つ。
現在はパンクラスを主戦場に、中国のMMA大会にもたびたび参戦。しかし、昨年から連敗を喫して勝ち星から遠ざかっており、今大会では強豪相手に白星獲得を目指す。
迎え撃つスーチョルはROAD FCの第1回大会から出場している24歳。2012年には初代ONE世界バンタム級王座を獲得。翌年10月の王座統一戦で、暫定王者であったビビアーノ・フェルナンデスに判定負けを喫して正規王座から陥落したが、それ以降は現在まで8戦7勝1分と無敗を維持する。
日本人選手との対戦も多く、田村一聖(現パンクラス・フェザー級暫定王者)に一本勝ち、手塚基伸(前グラチャン・バンタム級王者)にTKO勝ちと、UFC参戦経験のある強豪をともに1Rで下すなど、実力の高さを示している。また、昨年末のRIZINに参戦し、当時9戦9勝と無敗の戦績を誇ったマイケ・リニャーレスに初黒星を付けている。
急遽参戦が決まった清水。強豪相手に勝利し、復活の狼煙を上げることは出来るか。
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