【DEEP】「ふざけんなよ!」王者・大塚が計量オーバーの相手に怒り心頭
12月17日(土)東京・ディファ有明にて開催される『DEEP CAGE IMPACT 2016~DEEP VS WSOF-GC~』の前日計量が、16日(金)12:15より都内で行われた。
DEEPとWSOF-GCとの対抗戦が行われる今大会。セミファイナルのWSOF-GCバンタム級王者決定戦で拳を交えることになっているのが、DEEPバンタム級王者・大塚隆史(T-GRIP TOKYO)とフェルナンド・ヴィエイラ(ブラジル/EVOLUCAO THAI)だ。
しかし、先に計量に臨んだヴィエイラの結果は64.5kgと、まさかの契約体重(61.2kg以下)を3.3kgオーバー。会場の後方で順番を控えていた大塚はこれを聞くと、「ふざけんなよ! タイトルマッチだろ! お前プロだろ!」と怒りを露に。不穏な空気の中、大塚は計量台に上がり、61.1kgでパスした。
「他団体に出ているブラジル人選手がよく計量をオーバーしているし、体が大きく見えたのでもしかしたらなんて思っていましたが…。やりやがりましたね、クソ野郎が」とこぼす大塚。「どうやったら3kgもオーバーするのか? 途中であきらめない限り3kgもオーバーすることはないので、気持ちが弱いってことですよ」と怒りが収まらない。
今回のタイトルマッチに対しても、自身のさらなる飛躍のきっかけにしたいとの強い思いを持っていたという大塚。「(タイトルマッチが)決まった時はいつもより興奮しましたよね。今は自分の記録を伸ばすだけのような感じになっていたので、新しいベルトを獲ることができれば、今後、上の舞台に進みやすくなるし、自分の価値も高まります」と言葉に力がこもる。それだけにヴィエイラの失態が許せないようだ。
試合の行方は再計量の結果次第となるが、大塚は「僕は減量も問題なく、良い練習ができました。いつも通りです」と試合に向けて準備万端。ヴィエイラは2009年11月から現在まで8連勝中と好調の相手だが、「体が大きいのでパワーや勢いは警戒したいです。でも、後半は疲れる印象があるので、長期戦になると向こうがしんどくなってくると思います」と勝利への自信をのぞかせた。
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