【KNOCK OUT】梅野源治がワンマリオと激突
2017年2月12日(日)東京・大田区総合体育館で開催される『KNOCK OUT vol.1』の記者会見が、12月28日(水)都内にて行われ対戦カード第一弾が発表された。
旗揚げ戦でメインイベントを務めたKNOCK OUTのエース、ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者&WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者・梅野源治(PHOENIX)の対戦相手は、ワンマリオ・ゲーオサムリット(スペイン)に決定。
ワンマリオはタイを主戦場にし、トップ戦線で活躍。ムエタイのビッグイベント『MAX MUAYTHAI』で2016年は6勝3分無敗の好成績を残している。
小野寺力プロデューサーは「ワンマリオはタイに住んでいて、パンチとヒジで前へ出て行く獰猛なスタイル。イキがいい選手で、前から登場してもらいたいと思っていました」と紹介した。
まだワンマリオの映像を見ていないという梅野だが、「以前にWPMFの世界タイトルを持ち、10年間タイに住んでいて、草ムエタイ(スタジアム以外の試合)も含めて年間10試合はやっていると思うので、120~130戦くらいしていると聞きました」と情報は仕入れているようだ。
「トレーナーと研究して盛り上げる試合が出来る準備をしたい。名前がKNOCK OUTなのでもちろんKOを狙って行きたい」という梅野だが、「判定でも面白い試合はあると思うので、判定でもKOでも面白い試合をやりたい。判定になっても伝えられる試合を見せたい」と、“試合内容を見て欲しい”と力説。
「前回の試合が終わった後、KOが必ずしもいいのかと考えていました。KOは逃しても相手が守りに入っていたということは、相手の心を折っているということなんです。それは僕の中ではKO以上に価値があることなので、今後も相手の心を折る試合をしたい」
とは言いながらも「前に出てくるタイプの方が盛り上がるし、僕も絶対に下がらないのでいい試合が出来ると思う。相手が守りに入ったら前回の反省点も含めて、どうやったらKOできるかも考えながら練習は進めています。ヒジありの試合がテレビで流れることはあまりないので、ヒジで倒してやりたいと思う」と、ヒジ打ちでのKOを予告した。
旗揚げ戦では全6試合中5試合がKO決着で、梅野だけが判定勝ちとなったが、実は満身創痍だったことが試合後に小野寺プロデューサーから明かされた。梅野本人に現在の回復具合を聞くと「ヒザに溜まっていた血は抜けましたし、ヒジの脱臼も治りました。あと折れた鼻もしっかりくっついているので一発もらっても折れることはないです。あと、頭痛があって二重に見えていた目も今は普通に見えています」と、すでに万全の様子。
欧米の選手とはWBCムエタイでこれまで2度対戦しているが、「よく欧米の選手はパワーが凄いとか体格が凄いとか言われますが、僕は一度もそう感じたことがない。弱いからやりやすいです。テクニックがないし、身体も強くないからやりやすい。タイ人とやるのが一番難しいですよ」と梅野節が炸裂した。
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・「KNOCK OUT」旗揚げ戦の全試合結果
【試合動画】タイで行われたワンマリオvsパーンペット
<決定対戦カード>
▼61.5kg契約 3分5R
梅野源治(PHOENIX/ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者、WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者)
vs
ワンマリオ・ゲーオサムリット(スペイン)
▼64.0kg契約 3分5R
不可思(クロスポイント大泉/WPMF日本スーパーライト級王者、RISEライト級王者、REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、Bigbangライト級王者)
vs
山口裕人(山口道場/WBCムエタイ日本スーパーライト級王者、INNOVATIONスーパーライト級王者)
▼67.0kg契約 3分5R
引藤伸哉(ONE’GOAL/WPMF日本ウェルター級王者)
vs
健太(E.S.G./WBCムエタイ日本ウェルター級王者)
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