【ボクシング】井上、勝負を決めた左フックは狙い通り
12月30日(金)東京・有明コロシアムにて開催された『ボクシングフェス2016』で、前WBA世界スーパーフライ級王者・河野公平(ワタナベジム)を6R1分1秒、右ストレートでKOし、WBO世界スーパーフライ級王座4度目の防衛に成功した井上尚弥(大橋ジム)が、試合後にインタビューに答えた。
6R、河野が打ち合いに来たところで放った左フックのカウンターは、「手応えバッチリでした。(河野は)ああいう出方しかないと思っていたので、誘いながら左を合わせるイメージは出来ていて、それが見事にハマった」と、狙っていたものであったことを明かした。
河野はダウンから立ち上がり、試合は続行されたが、「あれは(ストップが)遅いです。10カウントいっていたでしょう。危ないですよ」と河野はかなりのダメージをすでに負っていたはず、という。
しかし、「足で捌いたりボディワークでかわしたりするのは出来ていたが、攻め方がブレていた(接近戦で上体が浮いていたなど)ので70点」と、自己採点は厳しい。
前々日会見で語ったように、今回の試合は2017年のアメリカ進出&ローマン・ゴンサレスとの王座統一戦実現を見据えての試合だったが、「ブレていたと言われたところを修正して、そういう試合が出来たらいいですね」と、より完璧な“モンスター”になった臨みたいと語った。
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