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【Krush】豪快KO勝ちの18歳・軍司、王者・武居への挑戦アピール

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2017/01/17(火)UP

会見に出席したK-1甲子園2016 -55kg王者・軍司泰斗

 1月15日(日)東京・後楽園ホールにて開催された『Krush.72』の一夜明け会見が、16日(月)都内で行われた。

 笠見玲慈(チームOJ)との高校生対決に、1R2分58秒でKO勝ちした昨年のK-1甲子園 -55kg王者・軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)が出席。試合を振り返るとともに、今後の目標について語った。

「減量がめちゃくちゃきつくて、当日動けるかが心配でしたが、1RでKOできたので良かったと思います」と勝利を喜んだ軍司。「(笠見の)パンチは強かったですが、勝てる相手だなって思ったので、1R中に倒そうと思いました」と短期決着を狙っていたと話す。

笠見(左)をボディー攻めで追い込む軍司(右)

 試合を決めたボディブローについては、「『左ミドルを蹴れ』っていうセコンドの声が聞こえて、蹴ったらちょっと嫌がったので、ボディが弱いのかと思って攻めたら倒れましたね」と明かした。

 そんな軍司は昨年11月の会見で、「僕は一度、武居選手に負けているので、リベンジしたいという気持ちが一番強いです。この試合(笠見戦)をKOで勝って、次あたりで戦いたい」と、Krush -53kg王者・武居由樹へのリベンジと王座奪取を掲げていた。この日の会見でも、「-53kgは今年までかなと思っているので、今年中に絶対ベルトを獲りたいと思っています」と、改めて武居への挑戦をアピールした。
 
 昨年12月の『Krush.71』で行われた武居の初防衛戦もチェック済みで、「最初ダウン取られていましたが、やっぱり冷静で3Rで取り返してKOしていたので、そこはさすがだなと思いました」と王者を評した。それでも、「僕も全体的にパワーがついたので、パンチでも勝負できます。どんどん前に出てパンチで攻めたいと思います」と、早くも武居との一戦に向けて闘志を燃やした。

軍司(左)は左ミドルから相手の弱点をつかんだ

 軍司について、宮田充K-1&Krushプロデューサーは「(笠見戦で)最高のKOを見せてくれたと思います。昨年、甲子園(王座)を獲り、代々木の舞台を経験したことも、プラスになっているんだと思います。どんどん試合をしてほしい。激しい試合をどんどん見せてほしいので、すぐに次の試合を考えたいと思います」と高く評価。

「ダメージはゼロ?」との問い掛けに軍司がうなづくと、「ご期待下さい。今後、確実に上に上がってくる選手だと思います」と太鼓判を押した。

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