【NJKF】WBCインター前哨戦の悠矢、MMA転向も視野に
2月19日(日)東京・後楽園ホールにて開催の『NJKF 2017 1st』ダブルメイン2で対戦する、“尾張の暴れん坊将軍”WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者・悠矢(大和ジム)とWBCムエタイ世界同級11位ジョーダン・“デチャレック”・コエ(スコットランド)のコメントが主催者から届いた。
悠矢はコエの印象を「タイ人よりも全然いいです。ただ、“欧米人”っていうだけで戦い方とかスタイルはタイ人ですね。コカすのも上手いし、首相撲とヒザも上手いなって。本当にムエタイスタイルです。本当は黒人とかで、殴ってくるような奴とやりたかったです(笑)」と評するが、「でもそんなことも言っていられないし、その組んでくるのに付き合ってしまったらダメで判定負けするので、付き合わないで逆にこっちがパンチとローキックでガンガン行ってやろうと思います」と自分のスタイルを貫くつもり。
以前からWBCムエタイ・インターナショナル王座の獲得を目標に掲げており、「夏前か夏頃に王座へ挑戦できると聞いています。もちろん負けたくないですけれど、今回勝っても負けてもそういう風になっているので、ちょっと気持ち的にタイトルマッチと違うなっていうのはあります」と、すでにタイトルマッチが決まっているようだ。
さらに、「正直世界のベルトは考えたことがないですし、僕のスタイルでは、今のままでは絶対無理なのは分かっています。なので僕の中ではインターを獲って、そこからヒジなしで行くのか、それともヒジありでも試合をしながら海外で試合をしたり、あとはMMA(総合格闘技)の方に行きたい気持ちもあります」と、MMA転向にも興味があるという。
最後には「相手の対策も立てていますし、今までより変わった“大人な悠矢”が見られるんじゃないかと思います。こいつなら本当にインターを獲るかもしれない、そう思っちゃうような強さを見てください。試合を見たら分かると思います」と、まさに“前哨戦”にふさわしい試合をすると意気込んだ。
対するコエは、かつてヒザの使い手としてルンピニー3階級を制した名王者ラムナムーン・ソー・スマリーがマネージャーを務めており、ファイトスタイルにもその影響がうかがえるテクニシャンタイプ。10歳からムエタイを始めたという。
「左の蹴りに注目して欲しい」というコエは、「相手は非常に攻撃的な試合をする選手ですが、私はこのチャレンジに向けて既に準備は整っています。お互い凄い戦いをして、きっと良い試合になると思います」と語る。
そして、「目標は頂点に立つことです。誰も近づけないくらい上に行きたいと思っています。そしてファンの人たちに覚えられ、記憶に残る選手になりたいです。今までみなさんが見たことのない戦いをしますので、どうぞ生で試合を観戦に来て下さい」と日本のファンにメッセージを送った。
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