【ROAD FC】3・11女子限定大会に、しなし＆ライカ参戦決定
出場が決まっている（左から）ライカ、キム・ヘイン、シム・ユリ、しなしさとこ、イム・ソヒ
3月11日（土・同）ソウル市のグランド・ヒルトン・コンベンションセンターで開催されるROAD FC初の女子ファイター限定MMA（総合格闘技）大会『ROAD FC XX』（XX＝ダブル・エックス）。
既にテコンドー出身のキム・ヘイン、打散出身のイム・ソヒ、ムエタイ韓国王者シム・ユリといった7名の人気韓国人ファイターの出場が決まっているが、今回新たに日本からDEEP女子フライ級王者しなしさとこ（フリー）と元女子プロボクシング世界三階級制覇王者ライカ（RIGHT THING Academy）の参戦が発表された。
“女子高生ファイター”イェジ（下）にパウンド連打でTKO勝ちを収めたしなし（上）
現在40歳のしなしは、柔道とサンボをバックボーンに、女子MMA（総合格闘技）黎明期からトップ選手として活躍。2008年2月に初代DEEP女子フライ級王座を獲得し、現在も保持している。結婚・出産・育児のため2008年10月に一度リングを離れたが、2014年10月に復帰。6連勝（全て打撃によるTKO勝ちか関節・絞め技による一本勝ち）を飾っている。
このうち1勝は2015年7月のROAD FC日本大会で、“女子高生ファイター”イ・イェジをTKOに下した時のもので、今大会にはイェジの出場も決まっていることから、再戦も期待される。
中井りん（右）にボクシング仕込みの強打を振るうライカ（左）
一方、現在41歳のライカは、女子プロボクシングでIFBA世界スーパーライト級、WIBA世界ライト級、OPBF東洋太平洋女子ライト級の3タイトルを獲得した実績の持ち主。2014年1月にボクシングから引退したが、2014年9月に韓国でMMAプロデビュー。杉山しずかや中井りんといった強豪と対戦し、現在までに7戦3勝4敗の戦績を収めている。ROAD FCの大会には初参戦となる。
果たして、日本のベテラン女子格闘家2人は、記念すべき旗揚げ大会でどのような戦いぶりを繰り広げるのか。
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