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【KNOCK OUT】不可思&小笠原、次回も倒すと意欲

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2017/02/13(月)UP

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 vol.0に続いてのTKO勝ちとなった小笠原は、「自分的にはローが効いていたので、もう1Rあれば倒せたと思うんですが、ヒジのカットで終わってしまいました。もっと豪快に倒す試合をやりたかったので消化不良です。でも、それがヒジありの醍醐味だから良かったかなとも思います。ヒジは狙っていたので練習したものが出せた」と試合を振り返る。

 王者対決を制したが「僕にとってこの試合は通過点としか思っていなかった」と言い、「もっと強い相手と盛り上がる試合をやりたい。外国人もいいけれど、名前のある選手と試合を組んでもらいたいですね」と、国内外を問わず有名な選手と戦いたいと小野寺プロデューサーに直訴。

WBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王者・波賀(右)をTKOに葬った小笠原

 小笠原も初代王座決定トーナメントには意欲的で、「自分がもっとKNOCK OUTを盛り上げて行きたい。55kgは日本人の強い選手がいっぱいいるので、トーナメントをやったら絶対に盛り上がる。決まったらぜひ参加したいですね」と、トーナメントの開催を希望している。

 また、小野寺プロデューサーはヒジ打ちによるカット(流血)で2試合がTKO決着になったことについて、「見慣れない人たちにはアクシデントだと思われてしまうかもしれませんが、ヒジ打ちはヒザ蹴りやパンチなどと同じで、その技で相手を戦闘不能にしたということなんです。ヒジには当てて倒す場合と狙ってカット(切る)する場合があって、カットする技術もキックボクシングの醍醐味なのでそれを浸透させていきたいと思います。わずか10~15cmの距離でも打てるのがヒジでの攻撃です」と説明。ヒジ打ちで相手を流血に追い込み、試合続行不可能にするキックボクシングならではの技術・戦法をファンに浸透させたいと語った。

●編集部オススメ記事
2・12「KNOCK OUT vol.1」の全試合結果
・初代ライト級王座決定トーナメント開幕 

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