【RIZIN】堀口がUFC離脱、RIZIN参戦の理由を明かす

2017/02/22（水）UP
（最終更新：2017/02/22 19:07）

　4月16日（日）神奈川・横浜アリーナで開催される『RIZIN 2017 in YOKOHAMA』への電撃参戦が発表された、元UFCファイターの堀口恭司（アメリカン・トップチーム）が2月22日（水）羽田空港で帰国会見を行った。

　MMA（総合格闘技）の世界最高峰UFCで日本人初のUFC王者を狙える存在と目されながら、UFCとの契約を自ら解除してフリーとなった堀口。会見ではその理由を語った。

「試合を組んでもらえないことが一番の理由。いつ試合があるか分からないのを待っているのがもどかしかった。このままだと試合がないってこともありえる。一番いい時期に試合をしないのはもったいない。昨年も2回しか試合をさせてもらえなかった。せっかくアメリカに行って技術を学んで試したいのに、試せる試合がない。試合で試して早くその技術を自分のものにしたいんです。強くなりたいのにその場が用意されないのがもどかしかった」と、UFCの最軽量級であるフライ級は年間の試合数が少なく、いつ組まれるかも分からない状況であったことが離れる原因だったという。

　新天地としてRIZINを選んだのは、「フリーエージェントになってタイミングよく榊原さん（RIZIN実行委員長）が話を持ってきてくれた。ちょうどいい、ありがたいと思いました。昔、憧れていたPRIDEに似ている舞台だというのもあった」との理由から。

　UFC王座に未練はないのかとの質問には、「ないですね」ときっぱり。「それよりもRIZINでしっかりチャンピオンベルトを獲った方が（世界の頂点に）早く行けるかもしれない。プラスに考えています」とポジティブだ。

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