【戦場】J-NETなど四冠王・若山龍嗣が引退表明
J-NETWORKスーパーフライ級王者・若山龍嗣(DRAGON)が現役引退を表明した。
引退理由について若山は「自分を変えたいと思って始めたキックボクシング。やり始めてからはプロになりたい、チャンピオンになりたいと次々と目標が出てきましたが、2月にタイトル防衛に成功できて次の目標が見つからず、全てをやり切りました」と説明。2月26日のJ-NETWORKスーパーフライ級タイトル初防衛戦の2~3週間前から、この試合を最後にしようと決めていたようだ。
現在はDRAGON GYM東京、トイカツ道場でインストラクターを務めており、今後は両ジムで指導する傍ら、トイカツ道場では「格闘技の魅力を色んな人に広めていく一環として、僕は介護福祉の資格を持っているので高齢者が格闘技をやることで寝たきり状態になることを防ぐ、介護予防のボランティア活動をしていきたい」という。
若山は「僕がデビューした時は5人の方が応援に駆けつけてくれましたが、先日のタイトルマッチの時は100人以上の方が来てくれました。自分がここまで来られたのは周りの方々のおかげだと思っています。これからは感謝の気持ちを忘れずに、格闘技に出会えて良かったと思えるように、これからも格闘技に関わっていきたいと思います」とメッセージしている。
若山は2007年10月、DRAGON GYM主催興行「NO NAME HEROS」でプロデビュー。戦場、J-NETWORKを主戦場に活躍するだけでなく、タイでも積極的に試合をこなし、これまでにJ-NETWORKスーパーフライ級、DBSフライ&スーパーフライ級、PK-1スーパーフライ級の4つのタイトルを獲得。戦績は39戦23勝(9KO)14敗2分。今年2月25日のJ-NETWORKスーパーフライ級タイトルマッチでの日畑達也戦がラストマッチとなった。
なお、4月16日(日)宮城・石巻にあるDBSで開催される『Aリーグ36DX』では若山の引退セレモニーが行われる。
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