【UFC】サンピエールの復帰戦がミドル級タイトルマッチに決定
3月1日(水・現地時間)元UFCウェルター級王者ジョルジュ・サンピエール(35=カナダ)の2013年11月以来となる復帰をUFCが正式に発表。復帰戦でミドル級王者マイケル・ビスピン(38=イギリス)に挑戦することも決まった。
サンピエールは6年以上もの間無敗をキープし、9度のUFCウェルター級タイトル防衛を果たしたトップスター選手だ。7歳で極真空手を習い始め、レスリングやブラジリアン柔術、ボクシングを経験。2002年1月に20歳でMMAプロデビューし、2004年1月からUFCに参戦した。
2006年11月にはUFCウェルター級王座を初戴冠。2007年7月の初防衛戦で敗れてまさかの王座陥落となったが、翌年8月に再び頂点へと返り咲いた。その後も連勝を続け、2013年11月にジョニー・ヘンドリックスの挑戦を退けて9度目の防衛に成功。この翌月に会見を開き、王座返上と長期休養を表明することとなった。
そのサンピエールが約3年ぶりとなる復帰戦で拳を交えることになったのが、昨年6月にUFC参戦10年目にして初戴冠を果たしたミドル級王者ビスピンだ。
ビスピンは日本の古流柔術とキックボクシングをベースに持ち、これまでに37戦30勝7敗の戦績を収めているベテラン選手。昨年6月にルーク・ロックホールドを初回KOに下して王座を奪取、10月にはダン・ヘンダーソンを破り初防衛に成功している。現在5連勝中と好調だ。
約3年ぶりの復帰戦でいきなり王座に挑戦するサンピエール。階級もかつてのウェルター級ではなく一つ上のミドル級となり、どのような戦いを見せるかが注目される。
なお、タイトルマッチの日程等の詳細は決定次第、UFCから発表される。
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