【巌流島】菊野が体重差69kgの無差別級マッチに挑戦
5月6日(土)千葉・舞浜アンフィシアターで開催される『巌流島 WAY OF THE SAMURAI 2017 in MAIHAMA ニッポンの底力! ニッポンの未来!』の記者会見が、3月17日(金)都内で行われた。
スポーツとしての格闘技ではなく、本物の戦いにおける強さを追求する巌流島。今大会では新たな挑戦として「無差別級の闘い!」をテーマの一つに掲げ、「実戦において、体重をお互いに合わせてから、闘い始めることはない」とのコンセプトの下、無差別級の試合を組むこととなった。
その無差別級の対戦カードの一つとして、菊野克紀(沖縄拳法空手)vsジミー・アンブリッツ(MMA/アメリカ)が発表された。身長170cm・体重70kgの菊野が、身長186cm・体重139kgのアンブリッツに挑む。
菊野は空手と柔道をバックボーンに持ち、MMAではDEEPやUFCを舞台に活躍してきた格闘家。巌流島では昨年11月に全アジア武術トーナメントを制し、今年1月にはUFC時代に初回KO負けを喫したケビン・ソウザを初回KOで下し、リベンジを果たしている。
対戦相手のアンブリッツはMMAで2002年にKOTC世界スーパーヘビー級王座に上り詰めた実績の持ち主。ジョシュ・バーネット、セルゲイ・ハリトーノフ、ジェロム・レ・バンナといったビッグネームとの対戦経験も豊富だ。巌流島には2015年7月の第2回大会に参戦し、大相撲・元小結の海鵬をTKOに下している。
巌流島の谷川貞治プロデューサーに無差別級での試合を自ら直訴したという菊野。「僕にとって巌流島は挑戦する場です。初参戦してトーナメントに挑戦、その次はリベンジに挑戦、そして今回は無差別に挑戦します。昔からデカイ相手に劣等感があります。はなから勝てないんじゃないかという怖さがあります。今回、その弱い気持ちに挑戦したいと思います。頑張ります」と自身の試合テーマを明かした。
自分より体格で大きく上回る相手との試合経験について聞かれると、「柔道や空手でデカい相手とやって勝ったことも負けたこともあります。重さは威力でもあるし、防御力でもあります。僕の突きが本当に効くのか、相手のパンチはガード越しでも効くんじゃないかとか、考えれば考えるほど難しいです」と話した。
アンブリッツの印象については「彼は打撃も寝技もやってくるしっかりとしたMMAファイターなので、ただのでくの坊ではないです。今までテレビで見てきたような無差別の試合とは違った過酷さがあると思います」と口にし、試合に向けて「僕が勝つ術を模索しながら必死に練習していますが、結局は心です。びびったら何もできなくなってしまうので、デカイ相手をこっちが圧倒するくらいの気持ちでいきたいと思います」と闘志を燃やした。
なお、ルールに関して谷川プロデューサーは「体重差を考慮して、首への関節技や頭から床に落とすことなど危険性が高い部分については、主催者として今後調整したい」としている。
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<決定対戦カード>
▼無差別級
菊野克紀(沖縄拳法空手/日本/元DEEPライト級王者)
vs
ジミー・アンブリッツ(MMA/アメリカ/元KOTCスーパーヘビー級王者)
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