【ボクシング】久保との防戦戦を前にして王者が「次は亀田戦の話をする」
4月9日(日)エディオンアリーナ大阪にて開催される『THE REAL FIGHT』で、WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチを争う王者ネオマール・セルメニョ(ベネズエラ)と挑戦者・同級9位の久保隼(くぼ・しゅん/真正ジム)が、7日(金)府内にて調印式&記者会見を行った。
久保は同門の先輩であり、同じサウスポー、同じ階級で世界王者になり、昨年現役を引退した長谷川穂積の後継者になるべく今回世界タイトルへ初挑戦する。2015年12月にOPBF東洋太平洋王座を獲得し、戦績は11戦全勝(8KO)。対する王者セルメニョは37歳で、戦績は26勝(15KO)5敗1分1無効試合。
会見で久保は「会長とやるべきことはやってきたので明日計量を迎えるだけです。勝利したら応援してくれる人、そして両親に感謝を伝えたい。明日はいつも通りのボクシングを貫くだけです。自分もチャンピオンと同じで技術のボクシングだと思う」と、テクニックで勝負するとコメント。
王者セルメニョは、「おかげさまでメンタルもフィジカルも良いコンディションが出来た。久保の印象は特にない。戦績が良いようなのでその点はリスペクトしている。明日はいつも通りの試合をしてベルトを持って帰りたい。判定であろうがKOであろうが勝つための練習をしてきた。テクニシャンでアウトボクサーだと自分では思っている」と、とにかく勝つと語る。
するとセルメニョは「私が勝てば、その後で亀田和毅と(対戦の)話をしたいと思っている。実は数カ月前に亀田からもオファーがあった。もし私が勝てば亀田陣営と話をする予定だ」と、なんと次は今年3月に国内復帰した亀田和毅(協栄ジム)との試合の話を進めると明かした。
これを聞いた久保は「僕には全く関係のない話です」としたが、世界タイトルマッチを前にしての王者のこの余裕とも取れる発言。久保は先輩・長谷川に続いて世界王座を日本にもたらし、王者の構想を打ち砕くことが出来るか。
●編集部オススメ記事
・長谷川穂積が引退表明「戦う理由がもうなくなった」
・長谷川穂積が9回TKO勝利で世界3階級制覇
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】