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【RIZIN】川尻達也、まさかの“一人グランプリ”開催へ

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2017/04/17(月)UP

川尻は一人グランプリで「親父の底力」を見せたいと意気込んだ

 4月16日(日)横浜アリーナにて開催された『RIZIN 2017 in YOKOHAMA -SAKURA-』の一夜明け会見が、17日(月)都内で行われた。

 メインイベントで、アンソニー・バーチャック(アメリカ)との元UFCファイター対決を制した元修斗世界王者・川尻達也(T-BLOOD)が出席。自身の戦いぶりについて、「3連敗中でしたが、1年半ぶりの勝利となり、ホッとしたのが正直なところです。2017年のRIZIN一発目のメインイベンターとして大役を果たせたかと言うと、納得いってません」と振り返った。

 川尻は昨年10月にUFCとの契約を自ら解除して、RIZIN初参戦を電撃発表。大みそか大会でクロン・グレイシーと対戦するも、一本負けを喫して初陣を落とした。精神的にもかなり落ち込んだ川尻であったが、再起を懸けて臨んだ今大会でRIZIN初勝利を収めることとなった。

川尻(右)の一人グランプリ開催宣言に、隣に座る榊原信行RIZIN実行委員長(左)も笑みを浮かべた

 そんな38歳の川尻だが、この日の会見で男子グランプリ(以下GP)の階級が自身のフェザー級ではなく、バンタム級に決まったことを受けて、少し落胆気味の様子。

 すると、「若いメンバーに負けずに、親父の底力を見せ付けたいと思っているので、勝手に独断と偏見で『川ちゃん勝手にサバイバートーナメント』を7月に開催することをここで決定しました。参加選手は川尻達也ひとりです。対戦相手は誰になるか分かりませんが、お楽しみにしていてください」と、まさかの一人グランプリ開催を宣言して会場を笑いに包んだ。

 さらに希望の一人グランプリ出場選手を聞かれると、「フェザー級であれば誰でも良いですが、最終的な決勝戦はクロン・グレイシーかなと思っています。残念ながら(今年は)フェザー級でグランプリが開催されないので、勝手に(グランプリを)開いてやろうかなって(笑)。決勝戦の相手はクロンだと思って、僕は戦い続けるだけです」と、冗談を交じえながらもクロンへのリベンジに燃える気持ちを覗かせた。7月大会に向けて、川尻は虎視眈々と連続参戦をアピールしている。

※4・16「RIZIN」全試合結果  

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