【K-1】魔裟斗も認めた、武尊が“ミスターK-1”襲名
4月22日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催された『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~』の一夜明け会見が、23日(日)都内にて行われた。
会見には、スーパーファイトでIFSフェザー級・MTU同級・TBA同級王者ビクトー・サラビア(アメリカ)を3R2分23秒、KOで約5カ月ぶりの復帰戦を勝利で飾ったK-1 WORLD GPフェザー級王者・武尊(KREST)が出席。昨日の試合を振り返った。
「凄いパワーのある選手だとは分かっていたが、意外と攻撃にキレがあって効く攻撃を持っている印象でした」とサラビアを評した武尊。
右拳を骨折して試合間隔が空いたが、「右以外の攻撃を練習していたので、最後も倒したのは左フックでした。蹴りに関しても、左の三日月蹴りは前から蹴っていたけれど、右でも蹴れるようになりました。フィジカルでも外国人選手に負けていなかった。身体も昨年のトーナメントの時より減量がキツくなって、いい感じで57.5kgの身体になってきたなと思いました。そういう部分で成長出来たかなと思う」と、怪我の功名でさらに成長することが出来たという。
また、昨日のテレビ解説では魔裟斗が「自分の時よりも武尊は今のK-1を背負っている」と言い、今回の会見では宮田充K-1プロデューサーが「(ローブローで)試合が出来なくても仕方がないくらいのダメージだった。でも、そこから立ち上がって倒しきる姿は今のミスターK-1だと思いました」と評した。
それを聞いた武尊は、「ミスターK-1と言っていただけてニヤけそうになりました。旗揚げ大会から出ていて、自分が一番輝く、引っ張ってやるって気持ちで出ていたので、旗揚げから2年経ってそう言ってもらえるのは嬉しい。言ってもらったからにはミスターにふさわしい試合をして先頭でK-1を引っ張っていきたい」と意気込む。
次戦に関しては、「試合が大好きなので、次がさいたまで初めての試合になるので、“玉”の調子次第で出ようかなと思います(笑)」と、6月18日(日)さいたまスーパーアリーナ(コミュニティアリーナ)で初開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント~』への参戦を希望。
また、さらにその先の目標については「この階級は自分のベストの階級だと思っているので(王座を)防衛していきたい。でも守るのは好きじゃないので挑戦の方が合っていると思うし、そういう試合をしている方がモチベーションも上がるので将来的には挑戦していきたい。はっきりとはまだ言えませんが、上に挑戦していきたいというのはあります」と、K-1史上初の三階級制覇も視野に入れていると語った。
※4・22『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN』の全試合結果はこちら
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