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【K-1】武尊の“左”が進化、5カ月ぶり復帰戦でKO予告

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2017/03/28(火)UP

約5カ月ぶりの復帰戦を迎える武尊。鋭さを増した左のパンチをミットに叩き込んだ

 4月22日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催の『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~』に出場するK-1 WORLD GPフェザー級王者・武尊(KREST)の公開練習が、3月28日(火)神奈川県内の所属ジムにて行われた。

 昨年11月のK-1 WORLD GP初代フェザー級王座決定トーナメントを制し、スーパーバンタム級に続く二階級制覇を達成。K-1史上初の二階級覇者となったが、その代償も大きく右拳骨折で全治2カ月と診断を受けた。今回、ビクトー・サラビア(アメリカ)を相手に約5カ月ぶりの復帰戦に臨む。

癒えた右の拳も快音を響かせた

 この日の公開練習では気迫のこもったミット打ちを披露。一発一発に声を上げながら、左ボディブロー2連発からヒザ蹴りにつなげるコンビネーション、癒えた右の拳で強力なフックやストレートを次々と叩き込み、仕上がりの良さをアピールした。

「けっこう期間が空いてしまいましたが、そのぶん普段できないようなトレーニングをしてきました」と話す武尊。「今までは既に自分ができる攻撃を強化する練習ばかりでしたが、今回は使ったことのない技やコンビネーションの研究ができました。バリエーションは増えたと思います」と、新たな引き出しも増えたと言う。

 特に強化できたのは左の攻撃。「右(の拳)が使えなかった時にサウスポーに構えて攻撃の練習をしました。使えるパターンが見つかったりして、収穫でした。右構えの時の右の攻撃は今までも強かったのですが、左構えの時の右の攻撃も強く打てるようになりました。もちろん左の攻撃も強くなっています」と手応えは十分の様子。

 今回対戦するサラビアは5勝(3KO)2敗と戦績は少ないながら、アグレッシブなファイトスタイルを持ち味にIFSフェザー級、MTU同級、TBA同級の3タイトルを獲得。また、小遣い稼ぎのためにストリートファイトを繰り返し、ギャングの道にも足を踏み入れたという過去も注目を集めている。

 そんなサラビアの印象について聞かれると、武尊は「映像を見たら凄くアグレッシブで、パワーファイターという感じでした。フィジカルも気持ちも強そうです。タイプ的には自分と似ているので、試合はすごくバチバチになる思います」とニヤリ。

 対戦が待ち遠しい様子で、「これだけ試合期間が空くのも久しぶりですし、良い意味でフラストレーションがたまっています。早く薄いグローブを付けて、リングで戦うのが楽しみです」と鼻息を荒くする。

 約5カ月ぶりの復帰戦に向けて、「全試合KO勝ちを有言実行するために、まずは4月22日をKOで勝ちたいと思います」と闘志を燃やした。

 

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