【ROAD FC】日韓女王たちが初代王座を懸けて激突
6月10日(土・現地時間)韓国・ソウルの奨忠体育館にて開催される『ROAD FC 039』のメインイベントが発表された。
元UFCファイターのハム・ソヒ(30=韓国)とDEEP JEWELSアトム級王者・黒部三奈(39=マスタージャパン)が、ROAD FC初代女子アトム級王座を懸けて激突する。
ソヒはプロデビューからSMACKGIRLやDEEP JEWELSのリングで長年活躍した、日本にも縁の深い選手だ。2007年2月にDEEP JEWELSで迎えたプロデビュー戦で、いきなり当時の女子ライト級王者・渡辺久江に勝利。その後も石岡沙織や長野美香ら日本のトップ選手を次々と破り、2013年5月にはスギロックを下してDEEP JEWELSフェザー級(-47.6kg=現在のアトム級)の王座を獲得した。
さらに、2014年12月から韓国人女性として初めてUFCに参戦。UFCにはアトム級が制定されていないため、本来より1階級上のストロー級(-52.2kg)で試合に出場し、1勝3敗の戦績を残して離脱。今回は地元韓国で迎える凱旋試合となる。
対する黒部は2012年12月に35歳でプロデビュー。チョークスリーパーを得意としており、これまでに12戦10勝2敗の好戦績を残している。昨年は大みそかのRIZIN参戦を目論んでいた石岡をパウンド連打で圧倒した末に判定勝ち。今年2月にスギロックを破ってDEEP JEWELSアトム級王座に就いた。今大会が初の世界の舞台となる。
共にDEEP JEWELSで成長し、ベルトも巻いたソヒと黒部。ソヒが母国凱旋試合を勝利で飾るのか。それとも39歳にして進化を遂げる黒部が、韓国女子MMAのパイオニアを破るのか。注目の日韓女王対決となりそうだ。
なお、今大会は当初5月20日に開催される予定であったが、メインイベントの男子ミドル級タイトルマッチに出場が決まっていた王者チョ・ジョンファン(韓国)が肩の負傷により欠場。これに代わるメインイベントとして、今回のROAD FC初代女子アトム級王座決定戦を行うことが決まり、開催日も6月10日へと変更されている。
また、ROAD FC初代女子アトム級王座決定戦についても、当初は6月11日の女子大会『ROAD FC XX』(XX=ダブル・エックス)にて実施される予定であったため、今回の決定を受けてその女子大会も延期されることが決まった。新たな開催日程については後日発表となる。
●編集部おススメ記事
・ROAD FCが韓国人女性初のUFC選手ハム・ソヒと契約
・成長する39歳・黒部が女王の座に「世界を目指す」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】