【パンクラス】石渡vsシウバともに最高潮、歴史に残る試合へ
5月28日(日)東京・ディファ有明にて開催される『PANCRASE 287』のメインイベントにて、バンタム級キング・オブ・パンクラス・タイトルマッチを争う王者・石渡伸太郎(CAVE)と挑戦者・同級1位ハファエル・シウバ(ブラジル)が、26日(金)都内で調印式・記者会見を行った。
石渡は「この場にブラジルから来てくれて、スーツまで着てきてくれて。最強の挑戦者だと尊敬の念を持って叩き潰します」と挨拶。対するシウバは「石渡選手に挑戦させていただいて光栄だ。チャンピオンのことはとても尊敬している。自分も今まで以上にハードな練習をしてきて、キャリアの中でもベストなコンディションで臨み、ベストな試合をする。そしてベルトをブラジルへ持って帰る」と挨拶した。
これまでは毎回減量に苦しんでいたシウバだが、「この試合のために時間をかけて準備をしてきた。減量も今まで以上に早めにやってから日本へ来た。だからあと1kgなので心配なく試合に臨める。今まで以上に速くて強いファビエル・シウバをお見せできると思う」と、万全の状態で来日したという。
しかし、それ以上に余裕があったのが石渡だ。明日が計量にも関わらず250 mlのペットボトルを飲み干し、「見ての通りです」とニヤリ。「減量はラクに上手くいきました。やることは全てやってきたので、戦う準備は出来ている。あとは試合が楽しみです。不安や緊張よりも楽しみの方が圧倒的に大きい」と強い自信を感じさせるコメント。
今回、シウバの勝率が84.8%と石渡やビクター・ヘンリーを上回っていることが語られているが、石渡は「世界的に見て強くて有名な選手じゃないですか。そういう相手に勝ちたい。それだけです。勝率は今回落ちますよ」とやはり強気な言葉が飛び出した。
一方、シウバは「今回は自分のキャリアの中で最大の戦いだ。私はもう日本がホームだと思っている。これからも日本で戦いたい。そのためにパンクラスのベルトを獲ることが大事。ずっと望んでいた最強の選手と戦える。この試合を歴史に残る試合にしたい。そして自分がベルトを獲って、歴史に名を刻みたい」と、この試合に懸ける並々ならぬ意欲を語る。
バンタム級は『RIZIN』で7月からトーナメントが始まり、パンクラス王者にも出場が呼びかけられている。石渡はその件について「この試合のレベルを見れば分かると思います。僕自身が自分はどこのレベルにいるのかが分かると思っています」と、他の選手とはレベルが違うと言い放つ。
同じ質問にシウバは「そういう話があるのは嬉しいが、今の自分はパンクラスのベルトを獲ることしか考えていない。そのために日本へ来たんだ。パンクラスのベルトこそが自分の目標だ」と答えた。
それを聞いた石渡は「嬉しいですね。僕も同じ気持ちです」と語った。
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