【UFC】五味隆典・続報「最後はマクレガーと戦いたい」
6月17日(土・現地時間)シンガポール・インドア・スタジアムにて『UFC FIGHT NIGHT:Singapore』が開催される。今大会には日本から五味隆典(久我山ラスカルジム)、佐々木憂流迦(フリー)、井上直樹(空手道白心会)の3選手が参戦。
昨年7月に行われた『UFC 200』以来およそ1年ぶりの出場となる五味は、2014年4 月以降は勝利から遠ざかっており、現在3連敗中。今回、生き残りを懸けてジョン・タック(グアム)と対戦する。
試合前のインタビューでは「UFC に参戦以来、一番調子はいいです」と語ったほか、昨年の大みそかに敢行した魔裟斗戦に関して「あれからまた格闘技が楽しいと感じられるようになりました」と、いい刺激になったという。
そして「UFCでも諦めずに試合を楽しみたいです。勝敗にこだわらず自分らしい試合をしていきます。そして最後には(コナー・)マクレガー選手と戦ってみたいですね」と気勢を上げた。
また、フライ級に転向して3戦目となる佐々木は、前回の対戦で後にタイトルマッチに挑んだウィルソン・ヘイスに判定負 けした後、ニューヨークに本拠地を移してトレーニングを行っている。
今回の対戦相手ジャスティン・スコギンズについては「打撃が危険な選手。グラップリングも出来る、かなりいい選手だという印象です」と分析しながらも、いつもと変わらず「素晴らしいパフォーマンスで試合に勝ち、自分の心にもファンの心にも残る“作品”のような試合」を心がけているとコメント。
そして、DEEPで10連勝を遂げてUFCへの切符を手にしたフライ級の井上は、試合3 日前に20歳の誕生日を迎えたばかり。アメリカの『Invicta FC』などで活躍するDEEP JEWELSストロー級王者・魅津希を姉に持ち、いずれ2人そろってUFCに参戦したいとの夢を持っている。
井上は「目標にしている選手はデメトリアス・ジョンソン選手ですが、まずはランカーの選手と戦ってみたいです。それと、佐々木(憂流迦)さんとも戦ってみたいです。まず日本で一番になって、それから海外でも一番になれたらと思うので」と明かし、今後の目標に向けて、まずは初戦で カールス・ジョン・デ・トーマス(フィリピン)戦に挑む。
今大会のメインイベントではロンダ・ラウジーを打ち破って女子バンタム級王者に輝いた経歴を持つ現在同級4位ホリー・ホルム(アメリカ)が、同級11位のベチ・コヘイア(ブラジル)と対戦する。
●編集部オススメ記事
・五味隆典、9月の日本大会で「最後にしたい」
・シンガポール大会に五味隆典、佐々木憂流迦の参戦決定
<主な対戦カード>
▼女子バンタム級 5分5R
ホリー・ホルム(アメリカ/元UFC女子バンタム級王者)
vs
ベチ・コヘイア(ブラジル)
▼ヘビー級 5分3R
アンドレイ・アルロフスキー(ベラルーシ/UFCヘビー級8位)
vs
マルチン・ティブラ(ポーランド)
▼ウェルター級 5分3R
キム・ドンヒョン(韓国)
vs
コルビー・コビントン(アメリカ)
▼ウェルター級 5分3R
タレック・サフィジーヌ(ベルギー)
vs
ハファエル・ドス・アンジョス(ブラジル)
【プレリミナリーファイト】
▼ライト級 5分3R
五味隆典(久我山ラスカルジム/第5代修斗世界ウェルター級王者、初代PRIDEライト級王者)
vs
ジョン・タック(グアム)
▼フライ級 5分3R
ジャスティン・スコギンズ(アメリカ)
vs
佐々木憂流迦(フリー/第3代修斗環太平洋フェザー級王者)
▼フライ級 5分3R
井上直樹(空手道白心会)
vs
カールス・ジョン・デ・トーマス(フィリピン)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】