【パンクラス】村田夏南子、中井りんと「再戦出来るところまで行く」
7月2日(日)東京・ディファ有明で開催の『PANCRASE 287』に出場する、RIZINの村田夏南子(フリー)が6月22日(木)都内にて公開練習を行った。
トレーナーである元DEEPライト&フェザー級王者・横田一則が構えるミットに、ストレート、フック、アッパーとパンチを打ち込んだ村田。その後は同じ大会に出場するTSUNEを相手にスパーリングを披露し、得意のタックルからアームロックなどの関節技を極めてみせた。
村田は当初、4月大会でパンクラス初参戦を果たす予定だったが、練習中にもつれ合って倒れた際に左ヒザを痛めて欠場。練習を再開したのが5月中旬くらいからだったという。
「MMA(総合格闘技)に転向してから、初めて試合前に怪我をしてしまったので、ヤバいなって焦りがありました。対戦相手にも申し訳ない気持ちになりました。怪我が治るまではボーッとしていましたね(笑)」
試合も練習も出来なかった時期のことは「これからも残ると思いますが、ずっと悔しい気持ちでした」と言うが、「でもその分、今は練習に集中出来ていて、怪我をしてやれなかった悔しさを思い出して自分の中で頑張ろうという気持ちになれます」と、逆に今の原動力にもなっている。
対戦する4勝(2KO)2敗の戦績を持つクレア・フライヤー(オーストラリア)については、「ストライカー(打撃を主体としたスタイルの選手)ですね。腕が長いので考えて戦いたいと思います」と評し、「相手は打撃が得意なのでそれなりに私も打撃を出したい。打ち合いたいと思います。打撃をもらっても前に詰めていく気持ちを見せたい」と、意外な“打ち合う”宣言。
昨年12月29日の『RIZIN』で中井りん(パンクラス ヴィーナス)に敗れて以来の試合となり、「負けて逆にいろいろなことに気づかされました。サーキットトレーニングをしたり、寝技も打撃も強化したつもりです。自分の成長を見て欲しい」という。
そして、「中井さんが今何をしているのか分かりませんが、(再戦を)やれるところまで行けるように頑張りたい。今回の試合は自分を強くするための通過点としか考えてないです」と、中井りんへのリベンジを目標に掲げた。
なお、今回の試合は女子ストロー級(52.2kg以下)で行われるため、これまでの52.5kgよりも減量がきつくなり、「心配なので早めに落としています」とのことでリミットまであと約3kg。10月から開幕する女子トーナメントは49.0kg以下で行われるため「体重が落ちないです」と不参加だと笑った。
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