【UFC】マクレガー絞め落とした“悪童”ネイトが訴えられ1億円超の請求
UFC王者コナー・マクレガー。そのマクレガーと昨年2度戦い、1勝1敗のネイト・ディアス(アメリカ)が、マネージメント会社から訴えられた。しかも100万ドル(約1億1111万円=6月22日現在)以上の額を請求されたのだ。米のTMZスポーツ他のメディアが伝えた。
ネイトは昨年3月の『UFC 196』で、当時のライト級王者ハファエル・ドス・アンジョスの代役としてマクレガーと対戦、2R 4分12秒、裸絞めで一本勝ち。ネバダ州アスレティック・コミッションの発表によれば、この試合でネイトは50万ドル(約5000万円)のファイトマネーを得た。
また両者は5カ月後に『UFC 202』で再戦。この時はマクレガーが打撃で圧倒し2-0の判定でリベンジを果たした。この再戦でネイトが得たファイトマネーは何と200万ドル(2億円超)。
ファイトマネー以外にネイトはスポンサー・フィー(スポンサーから得る収入)やテレビのPPV(ペイ・パー・ビュー=有料視聴)の歩合も得ている。『UFC 196』のPPV契約数は130万件超。『UFC 202』は165万件で、それまでUFC最多PPV記録だった『UFC 100』の160万件を破ったので、かなりの額の歩合をネイトも受け取ったはずだ。
ところが今回、ネイトのマネージメント会社だったバレンジー・グループが、ダラス地方裁判所に訴状を提出し、ネイトを契約不履行、詐欺などで訴えたのである。
同社は昨年の『UFC 196』と『UFC 202』でのマクレガー戦のためにネイトの代理人としてUFCと契約交渉をしたが、その後、同社に支払われるべき報酬をネイトが払っていないというのだ。
バレンジー社の主張によれば、ネイトは同社との契約を昨年7月にいきなり打ち切ったが、この時点で既に8月開催の『UFC 202』に関する契約は締結されていた。
今回の訴訟でバレンジー社は、ネイトに100万ドル(1億円)以上を請求。
ネイトの代理人のザック・ローゼンフィールドは、「この件に対しては現在コメントできません」と現地メディアの取材に答えている。
ALL PHOTOS By courtesy of Zuffa LLC / Getty Images
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