【ベラトール】ヒョードルKOのミトリオンがトランプ大統領に謁見要求の理由とは
6月24日(現地時間)、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで行われたベラトールNY大会で、“皇帝”ヒョードルにパンチの連打を浴びせ、1R 1分14秒で失神KO勝利を収めた元UFCファイターのマット・ミトリオン。
彼は試合直後、ケージ内でのインタビューで、こう叫んだ。
「これは俺がデリック・ルイスをKOした時と同じだ。俺にはわかってた。俺たちは同時に爆発する、と。そしてベストな男が勝つ、とな。だけどみんな、お願いだ! ヒョードルに拍手をしてくれ! 彼がカムバックしてくれたのは本当に素晴らしいことだ!」
会場からは、これに応じて大きな拍手と歓声が起こった。
続いて「そしてトランプ大統領へ、俺こそが本物のウォーリアー(戦士)だ。ホワイトハウスに行くぜ。俺を待っててくれ! 俺はちゃんと礼儀正しくするぜ!」とトランプ大統領にアピール。
この発言の背景には何があるのか。ミトリオンからこの発言に関しての説明はないが、トランプ大統領は昔からプロレスや格闘技が好きで、UFCのデイナ・ホワイト社長とも交流があり、大統領選挙時にはデイナ・ホワイト社長がトランプ氏の応援演説も行ったほどだ。
また、トランプ氏はアメリカの総合格闘技団体『アフリクション』に出資、大株主となり、2009年には、ヒョードルが参戦し、トランプタワーで行われた記者会見でヒョードルとツーショット写真を撮られご満悦だった。今回のベラトールNY大会の数日前のインタビューでも、ヒョードルは「もし(トランプ)大統領が試合を見に来てくれたら嬉しいですね」と発言していた。
ミトリオンが“ホワイトハウス訪問”発言したのは、「ヒョードルを破った真の戦士の俺ならば、ホワイトハウス訪問の資格がある」と言いたかったのではないだろうか。
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