【ボクシング】判定負けのパッキャオにコーチが引退勧告か?
7月2日、オーストラリア・ブリスベンにて行われたWBO世界ウェルター級タイトルマッチで、6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(38、フィリピン)が同級1位のジェフ・ホーン(29、豪)に0-3の判定で敗れた。
この試合内容と判定結果について長年パッキャオのコーチを務めるフレディ―・ローチは、ジャッジとレフェリー、そしてパッキャオのパフォーマンスについて不満を述べたことをオーストラリアのデイリー・テレグラフ紙が報じた。
ローチは「少なくともアメリカでなら、ジャッジがこんな奇妙な採点をしたら、ヘッド・コミッショナーは『なぜ、こんな採点になる? 採点の根拠を聞かせてくれ』と言うだろう」と疑問を呈し、レフェリーにも「相手はレスリングみたいに組みついて来たし、後頭部を何度も殴ったり、かなりひどいことをしたがレフェリーは注意しなかった。プロの試合で、こんなのはおかしい。打ち合いのたびに、毎回ヘッドロックされたしね。WBOが何とかすべきだと思う」とローチは憤る。
この試合は愛弟子パッキャオの判定勝ちだったと信じるローチだが、一方でパッキャオの今回のパフォーマンスにも、かなり不満を感じている。
「たぶん、引退した方がいいんじゃないか、とマニーに話すことになるだろう。これが最後の試合かもしれない」とローチ。「まあ、最終的にはもう一度(映像を見て)この試合を分析してから決めるつもりだが……」
確かにパッキャオのパフォーマンスはこれまでよりも低く、それは年齢や国会議員との二足の草鞋を履いたことによる練習不足などが原因かもしれないが、果たしてローチはパッキャオに引退勧告を突きつけることになるのだろうか。
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