【J-NETWORK】極真会館・渡辺、悲願の王座獲得なるか
8月20日(日)東京・後楽園ホールで開催される『J-KICK 2017~J-NETWORK 20th Anniversary~3rd』の追加対戦カードが発表された。極真会館所属の2選手がそれぞれタイトルマッチに臨む。
J-NETWORKライト級王者・内堀裕斗(UNDER GROUND)が引退のため王座を返上。これにより同級1位・渡辺理想(極真会館)vs J-NETスーパーライト級8位・冨田健祐(真樹ジムAICHI)で王座決定戦を行う事となった。
渡辺は極真空手仕込みの足技を武器とし、昨年10月にJ-NET初参戦。MAランカーのMO刃KI(もとき)に左ローキックでTKO勝利した。2月には前口太尊が返上したベルトを懸けて内堀裕斗と対戦。内堀の首相撲地獄と巧さを崩すことが出来ず、あと一歩のところで戴冠を逃した。
対する冨田は昨年2月の『J-KICK』で、無敗で二冠となった内堀裕斗をヒジで切り裂き唯一引き分けた実力者。3月には伊東伴恭に1R1分47秒、豪快な右フックでKO勝ちを収めている。
渡辺がチャンスをものにし悲願のベルトを手にするのか。冨田がまたも豪快な右フックを炸裂させ王座戴冠となるのか。実力者同士のハイレベルな戦いになりそうだ。
また、内堀と同じくJ-NETウェルター級王者・栄基(エムトーン)も引退のため王座を返上。これにより同級次期王者挑戦者決定トーナメントを勝ち上がっているJ-NET2016年度ウェルター級新人王“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館/J-NETウェルター級3位)vs J-NETウェルター級1位・藤倉悠作(ASSHI-PROJECT)で行う予定だった同トーナメント決勝戦を王座決定戦として行うことが決定した。
ベイノアも渡辺同様に極真空手仕込みの多彩な蹴り技とパワーを武器とし、昨年5月の『J-KICK』でプロデビュー。デビュー戦を衝撃的なKO勝利で飾り、その後はJ-NET新人王トーナメントで優勝。3月にはMAランカーの竹市一樹に縦ヒジ一閃、1Rわずか26秒の秒殺TKO勝ちで決勝戦へ駒を進めた。
対する藤倉はMMA(総合格闘技)出身で、“90年代キックのカリスマ”立嶋篤史の弟子。突進力を生かして前に出るファイトスタイルを持ち味としている。6月には、『蹴拳』王者のCAZ JANJIRA(かず・じゃんじら)を終始パワーで圧倒し判定勝利を収めた。
ベイノアが無敗で王者となるのか。それとも藤倉が持ち前の突進力で勝利を掴み取るのか。パワー溢れる両者の対決となる。
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・2月、内堀と王座を争った渡辺(試合動画あり)
・ベイノアが右ヒジ一閃、秒殺TKO勝ちで決勝進出(試合動画あり)
<追加対戦カード>
▼J-NETWORKライト級王座決定戦 3分5R延長1R
渡辺理想(極真会館/J-NETWORKライト級1位)
vs
冨田健祐(真樹ジムAICHI/J-NETWORKスーパーライト級8位/MA日本ライト級4位)
▼J-NETWORKウェルター級王座決定戦 3分5R延長1R
“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館/J-NETWORKウェルター級3位/J-NETWORK2016年度ウェルター級新人王)
vs
藤倉悠作(ASSHI-PROJECT/J-NETWORKウェルター級1位)
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