【K-1】武居が英雄伝説王者・伊澤と王者対決
9月18日(月・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ウェルター級王座決定トーナメント~』の追加対戦カードが、7月17日(月)都内にて行われた記者会見で発表された。
K-1スーパー・バンタム級王者の武居由樹(POWER OF DREAM)が、中国のキックボクシング大会『英雄伝説』の世界-57kg級王者・伊澤波人(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と王者対決を行う。
武居は4月に開催された「第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」で優勝し、初代王者・武尊が返上したK-1スーパー・バンタム級王座に君臨。2014年11月にプロデビューして、12勝(7KO)2敗と14戦目、20歳にして世界の頂点に立った。
対する伊澤は25勝(7KO)8敗2分のキャリアを持ち、中国へ遠征して英雄伝説の王者となり、中国で知名度と人気を誇っている選手。K-1参戦は3回目にして、ノンタイトル戦ながら王者と戦う最大のチャンスを得た。
武居は「キャリアも年齢も上の伊澤選手と試合をしますが、チャンピオンになって初めての試合なのでここは絶対にKOで勝ちたいと思います。伊澤選手は僕がプロデビューする前から戦っていて、蹴りが本当に上手い選手。僕は蹴り合うより殴り合って倒したいので武居ワールドに引きずり込みたいと思います」と、王者らしく堂々としたコメント。
ところが、「伊澤選手が(王座決定トーナメントに)出ていてもおかしくないと思っていましたし、僕の優勝はたまたまかもしれないので。もう1回同じメンバーでトーナメントをやって優勝出来るかと言えば難しいので、今回も運よく勝てればいいなと思います」と、強気なのか弱気なのか分からない。
伊澤は「このようなチャンスをいただき嬉しく思います。4月にリザーブファイトで勝って、閉会式でリングに上がった時に武居選手がベルトを持っていて悲しい気持ちになりました。僕が出ていれば優勝出来たと本気で思っているので、チャンスをもらえたのは嬉しい。あとはチャンスをもらうだけだと思っていたので。9月は僕が絶対に勝ちます」と、このチャンスを逃さないと強気なコメント。
武居については、「同じジムの仲間である石田圭祐がKO負けしたのが印象的(トーナメント準決勝で武居が1R1分32秒でKO勝ち)。圭祐があんな形で負けたのはビックリして、武居選手は強いと思いました。武居選手はよく動いてパンチの技術が上手い。僕はどっしり構えて蹴る選手なので、動く選手と前に出る選手の対決です」と評した。
さらに「僕は日本人の知っている選手ばかりと戦ってきたわけではなく、全然知らない中国人の選手と全然知らない国で戦って勝ってきたので、その経験の差はあると思います。中国も含めて背負って試合をしたい」と、中国・英雄伝説の王者としても勝ちたいという。
それを受けて武居は「僕もK-1のチャンピオンだし、K-1を背負う一人として分かりやすい試合を見せないといけないと思います」と、改めてKOで勝たないといけないとの決意を語った。
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<決定対戦カード>
▼スーパーファイト K-1スーパー・バンタム級 3分3R延長1R
武居由樹(POWER OF DREAM/K-1スーパー・バンタム級王者)
vs
伊澤波人(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/英雄伝説世界-57kg級王者)
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