【ベラトール】キング・モー、7カ月ぶり復帰戦決定
10月20日(金・現地時間)アメリカ・コネチカット州アンカスビルのモヒガン・サン・アリーナにて開催される『Bellator 185』の対戦カードが発表された。
2年連続でRIZINにも参戦した元Strikeforceライトヘビー級王者キング・モー(36=アメリカ)が、元Bellatorライトヘビー級王者リアム・マクゲリー(34=イギリス)と激突する。
モーは2010年4月にゲガール・ムサシを破り、プロデビューから7連勝でStrikeforceライトヘビー級王座を獲得した実績を持つファイター。2015年末のRIZINヘビー級トーナメントで優勝し、昨年末の無差別級トーナメントでは大会直前に欠場したヴァンダレイ・シウバに代わって、急遽のオファーを受けてミルコ・クロコップと対戦するなど、日本のリングでも活躍している。
主戦場であるBellatorには2013年1月から参戦し、同年のライトヘビー級トーナメント優勝をはじめ、その後も暫定王座決定戦に出場するなどトップファイターに君臨。RIZINでのミルコ戦のわずか13日前には、石井慧に勝利し、今年3月には因縁の相手であったクイントン・”ランペイジ”・ジャクソンとの再戦も制している。
当初は、6月に開催されたBellator史上初のニューヨーク大会で、元UFCファイターのライアン・ベイダーと対戦することも決まっていたが、モーは練習中の負傷により欠場を余儀なくされた。そのため、今大会はジャクソン戦以来、7カ月ぶりの復帰戦となる。
対戦相手のマクゲリーは元Bellatorライトヘビー級王者の実力を持つファイター。2014年のBellatorライトヘビー級トーナメントで優勝し、2015年2月には当時の同級王者エマニュエル・ニュートンを破り王座を奪取。同年9月には元UFCライトヘビー級王者ティト・オーティズに一本勝ちを収めて、初防衛に成功した。
しかし、昨年11月に迎えた2度目の防衛戦で、フィル・デイヴィスに敗れて王座から陥落。これがプロ12戦目にして初黒星となった。続く今年2月の北アイルランド大会ではブレット・マクダーミットにTKO勝ちしたが、5月のロンドン大会でリントン・ヴァッセルに一本負け。今回は再起戦となる。
6月のニューヨーク大会ではベイダーがフィル・デイヴィスから王座を奪い、新王者誕生という変化が起きたBellatorライトヘビー級戦線。ベイダーへの次期挑戦者候補を占うと言える今回の大一番に勝利するのはモーか、それともマクゲリーか。
なお、既報通り、今大会ではUFCから電撃移籍を果たしたムサシが、元Bellatorミドル級王者アレキサンダー・シュレメンコ(ロシア)を相手に、Bellatorデビュー戦を迎える。これにより、ムサシvsシュレメンコ、モーvsマクゲリーの2カードが大会のメインイベントとなることも決まっている。
PHOTOS(C)Bellator MMA
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<決定対戦カード>
▼メインイベント① ライトヘビー級
キング・モー(アメリカ/元Strikeforceライトヘビー級王者)
vs
リアム・マクゲリー(イギリス/元Bellatorライトヘビー級王者)
▼メインイベント② ミドル級
ゲガール・ムサシ(オランダ/元DREAMミドル級&ライトヘビー級王者、元Strikeforceライトヘビー級王者)
vs
アレキサンダー・シュレメンコ(ロシア/元Bellatorミドル級王者)
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