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【Krush】ISKA世界王者と対戦する卜部、KOするための特訓

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2017/07/27(木)UP

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棒状のスティックミットへ的確にパンチを当てる卜部(右)

 9月8日(金)東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.80』で、ISKA世界スーパー・ライト級王者ヤニック・レーヌ(フランス)と対戦する初代K-1 WORLD GP -60kg王者・卜部功也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が、7月27日(木)神奈川県内の所属ジムで公開練習を行った。

 2カ月前から始めたスティックミット(棒状のミット)でのミット打ちを披露した卜部。「動体視力がよくなるし、ディフェンスを鍛えるために取り入れています」という。この日は風邪をひいてしまい調子が悪かったと言うが、スティックミットへ正確にパンチを入れ、返しの攻撃もしっかりかわしていた。

「スパーリングでは本当に調子がよくて、スパーリングパートナーをけっこう倒しています」と、10日に行われた記者会見でも言っていた通りKOすることに重点を置いた練習を続けている。

「ディフェンスとかテクニックだけで満足していたらダメ。倒す力を身に付けないと。土台を作るために走り込みやフィジカルトレーニングをして、それで身に付けたパワーや身体を上手く使えるように、ジムで動ける筋肉にしています」

 パワーアップだけでなく「普段から倒す癖を付けるのが大事。感覚の部分なので。それは練習で培わないといけないものなので、意識してやっています」と倒す感覚を身に付けているという。

 対戦するレーヌについては「フットワークがよくてバネがあり、やりづらい相手」と評しているが、「いろいろな戦い方をして自分のレベルを上げています。相手の対策というよりも、卜部功也という人間を強くするためのトレーニングをやっています」と、相手云々よりも自分のレベルをアップすることに重きを置いている。

 今夏には海合宿も予定していると言い「夏に厳しい環境でやったことは冬につながります。2~3カ月経ってから成果が出てくるんです。だから僕は2~3カ月、いや1年先を見て今の練習をやっています」と、この先にあるK-1 WORLD GPライト級王者ウェイ・ルイ(中国)への挑戦も見据えていると語った。

●編集部オススメ記事
・卜部功也がISKA世界王者と対戦、KOすることに特化した練習成果見せたい
・ウェイ・ルイ、2度目の防衛戦に卜部功也を指名

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