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【ボクシング】世界V4の“ボンバー”三浦隆司が引退

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2017/07/29(土)UP

2015年、ラスベガスの防衛戦での三浦(右)。
王座陥落したものの、米スポーツ専門局ESPNなど複数のメディアが年間最高試合に選んだ。(写真:NAOKI FUKUDA/WOWOW)

“ボンバーレフト”と称される左強打でKOを量産した元WBC世界スーパーフェザー級王者・三浦隆司(33=帝拳ジム)が28日、自身のツイッターで引退を表明した。

 「色々考えましたが引退する事にしました。後悔ありません。小さい頃からの夢を叶えることが出来たし想像もしてなかったアメリカのリングに立てて最高のボクシング人生でした。ありがとうございました。」と綴った。

 三浦は2002年、高校時代に国体で優勝し、翌年7月プロデビュー。2009年に日本スーパーフェザー級王者となり、2011年1月にWBA世界初挑戦で王者・内山高志に挑むも8回TKO負け。しかし、2013年4月、WBCに舞台を変え、王者・ディアスに9回TKO勝利し世界王者となった。

 以後4度の防衛に成功するも、2015年11月、ラスベガスで5度目の防衛戦にて挑戦者バルガスに9回TKO負けを喫し王座陥落。
 2016年5月、再起戦で1回KO勝ちを飾り、今年1月にも世界挑戦者決定戦で12回KO勝ち。今月15日には再びアメリカで行われたWBCの世界戦に挑んだが、王者ベルチェットに判定0-3で判定負けを喫し、世界再奪取はならなかった。

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