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【K-1】ベテラン・山本、復調の予感「年を重ねるごとに伸びている」

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2017/08/12(土)UP

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練習環境を変えた事が、良い影響を及ぼしているという山本

 9月18日(月・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて開催の『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ウェルター級王座決定トーナメント~』に出場する、元IT’S SHOWTIME世界-61kg級王者・山本真弘(N.F.T.T.)のコメントが主催者を通じて届いた。
 
 2016年4月の-60kg(現スーパー・フェザー級)日本代表決定トーナメント以来、久々のK-1出場となる山本は、70戦以上の戦績を持つ34歳のベテラン。今まで、様々な国内外のタイトルを獲ってきたが最近は黒星が目立ち、現在2連敗中。
 
 対戦相手は元第2代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)。卜部も50戦以上のキャリアを持つベテランだが、現在3連敗中と苦しんでいる。

 両者は2014年8月9日に対戦しており(卜部が判定勝ち)これが約3年ぶりの再戦。ともに再起を懸けたサバイバルマッチとなった。

 このタイミングで卜部と対戦する事について「周りの人たちは“一時代を築いた選手同士の対決”と捉えるかもしれないですけど、自分の中では大きな意味のある試合だと捉えています。これからの練習でもモチベーションが変わってくると思います」と語り、やる気を漲らせている。
 
 前回のK-1参戦以降、自らのチーム(N.F.T.T.)を組んで練習環境を変えた事により変化があったという。「メンタル面が変わりました。練習環境を変える前までは何をやっても上手くいかなくて(苦笑)。練習環境を変えてからは道が開けました。今までは道場にいって練習すれば良かったのですが、現在は一日一日の練習場所・メニューを考えながらやっているので日々充実しています」と練習がうまくいっているようだ。

左フックで安保(右)からダウンを奪った山本(左)

 その影響もあるのか、2月の安保璃紅戦では結果的にはKO負けになったが、先にダウンを奪うなど調子が上がって来ている事を感じさせた。
 
「戦えば戦うほど調子が上がって来ている実感があるんですよ。だから試合が終わって反省して、それを練習に持ち帰って修正する。その作業を繰り返しやっています。
 
 弘嵩選手が会見で『少し歯車が狂っているだけ。調子は上がっている』と言っていたのを隣で聞いていて、自分も同じだなと思っていました。僕も弘嵩選手も考えていることは同じなんでしょうね」と歯車が合えば、また結果を出せる手応えを感じているという。

2014年8月9日の初対決では卜部(右)が判定勝ち

 現在のK-1では若手の台頭が目立っているが「下からどんどん選手が上がってくるのは分かっているので、そこで自分の世代やキャリアの選手たちが頑張って踏ん張りたいですね」とまだまだ若手の壁になると話し、「自分でも年を重ねていくごとに、ちゃんとトレーニングすれば伸びるというのを実感しています」と現在も成長中だと話した。
 
 最後に「今回の試合は『一時代を築いた選手同士の対決』以上のものを見せたい。記者会見でも話した通り、3年前に弘嵩選手と戦った時よりもレベルが高く、もっと激しい試合が見せられると思うので期待していてください」とファンへメッセージを送った。
 
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