【K-1】日菜太がKO宣言「K-1はKOを狙いに行くスポーツ」
9月18日(月・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催の『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ウェルター級王座決定トーナメント~』で、WAKOヨーロッパ王者セルジオ・サンチェス(スペイン)と対戦するREBELS 70kg級王者・日菜太(クロスポイント吉祥寺)が、8月28日(月)都内の所属ジムにて公開練習を行った。
ミット打ちでは強烈なワンツー、三日月蹴り、左ミドルなどを放ち調子の良さを感じさせた日菜太。
現在のコンディションについては「良い感じです。試合3週間前で疲れている感覚はありますが、公開練習で人に見られていると、気合いが入って思ったより動けました」と話し、「前回(6月の第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント)は練習をやり過ぎました。1カ月でスパーリングを50Rくらいやって、それが3カ月くらい続いたので、試合中も身体が重かったです。今回はそこまでやらずにあと2週間だけ最後に追い込みます」と前回の反省を活かすという。
対戦相手のサンチェスについては「同い年で身長も同じくらいで、キック歴も変わらない。試合数も50試合以上やっていて、なおかつ負けが少ない選手なので絶対強いと思うんですよ。動画も見ましたが、パンチが強そうで油断は出来ない」と警戒している。
さらに「宮田さん(K-1プロデューサー)がKO賞を出すか否か、についてSNSで書いていましたが、やっぱり『K-1』はKOを狙いに行くスポーツだと思っているし最初から判定を狙いに行くのは『K-1』じゃない。今回ビシっとKOして、KO賞を気持ちよく出してもらって、トレーナーになにか買ってあげたいです」とKO宣言した。
そして、サンチェスに勝った先も見据えている。「(第2代スーパー・ウェルター級王者の)チンギス・アラゾフに勝ってベルトを獲る。そしたら初防衛戦で、6月のトーナメント1回戦で負けているジョーダン・ピケオーを倒す。そうすれば、今のK-1では敵は居なくなると思うので、そのストーリーまで持って行きたいです」と話し、このストーリーを実現する事が今の最大のモチベーションだという。
現時点でアラゾフに勝つイメージはあるか、との質問には「以外と相性良いんじゃないかなと思います。ダメージを蓄積させる攻撃は絶対に僕の方が多いですし、僕はパンチを振るタイプじゃないのでワンダウンしなければいけると思います」と答えた。
また、8月26日(土)に31歳の誕生日を迎えたが「ひっそりと誕生日を過ごしたかったんですけど、SNSで『おめでとう』と沢山メッセージを頂いて、31歳になっちゃったんだなぁと。気持ちは20歳くらいなんだけどなぁっていう心境です。まあ、どんどん歳を取って来て(現役でいる時間が)残り少ないなと思っている。だけど、やっぱり少しでも長く現役を続けたいし、第一線で戦いたい。俺がチャンピオンになるのを応援してくれている人も沢山いるので、もう負けたくないっていう気持ちが31歳になってより強まりました」と心境を語った。
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