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【K-1】一番目指す渡部太基「決勝は木村”フィリップ”ミノルと」

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2017/08/31(木)UP

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激闘派として知られる渡部。悲願の世界王座獲得なるか

 9月18日(月・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて開催の『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN~初代ウェルター級王座決定トーナメント~』に出場する、第4代Krush-67kg王者・渡部太基(Golden Globe)の公開練習が、8月31日(木)都内にて行われた。

 2分1Rのマススパーリングを披露した渡部は左ミドル、三日月蹴り、ハイキック、ヒザ蹴りと多彩な蹴り技を披露。「実は僕、テクニシャンなんですよ。試合では力が入って動きが固くなってしまうけれど、練習ではいろいろ出来るんです」と笑う。

「自分の課題でもあるんですが、力を抜いてやれるかどうか。最近昔の自分の試合映像を見て、良かった時の動きを見て昔を思い出すじゃないけれど、いいところを取り入れつつ、悪いところを減らして練習しています」と今回は殴り合いだけでなくテクニックでも勝負したいと話す。

 試合まで3週間となり「コンディションは悪くないですね。1日2部練を続けて疲労もあるけれどいい感じです」とし、「自分は3試合を想定して練習しているので、集中力を切らさないことを意識しています。例えば『もう動けねえよ!』となったところから、さらに動いたり、トーナメントに向けての練習を意識していますね。最近は一発で倒せていないので一発で倒せる身体の動きだったり、そこから考え直してやっています」と準備を進めている。

 トーナメント1回戦で対戦するモハン・ドラゴンについては、「一発があるし、型にハマっていない分、がちゃがちゃにやられると邪魔くさい。“もらわずに倒す”が理想だし、僕もカーっとなっちゃうけれど、仮にそうなってもサクっと倒す。しっかり倒して準決勝に上がりたい」とKO宣言。

 トーナメントの勝ち上がりについては、「準決勝はバダザリアン。ファンの人たちは僕と木村選手がやれば喜んでくれると思うので決勝は木村選手」と決勝の相手は木村”フィリップ”ミノルと予想する。

 そして「僕は“一番”の称号が好きなので、一番の証であるベルトが欲しい。勝敗ももちろん大事ですが、僕は試合がつまらなかったと言われるのが嫌で、負けても『試合が面白かった』と言われるのが唯一の救いでした。でもこれからは『良い試合だったけど負けちゃったね』では通用しないし、トーナメントなので勝ちたいです。最近勝っていないので、ここできっちり結果を出して、あいつは弱い時もあるけれどやっぱり強いなって思わせたいです」と、一番を目指すと語った。

All Photo(C)M-1 Sports Media

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