【UFC】デビュー戦迎える元K-1ファイターのグーカン・サキ「寝技にも自信がある」
9月23日(土)さいたまスーパーアリーナで開催される『UFC FIGHT NIGHT JAPAN』の「アルティメット・メディア・デー」(メディア向け取材日)が、20日(水)都内で行われた。
今大会でUFCデビューを果たすグーカン・サキ(トルコ/オランダ)は、ルイス・エンリケ・ダ・シウバ(ブラジル)とライトヘビー級5分3Rで対戦する。
サキはK-1にレギュラー参戦を果たし、ヘビー級としては小柄(身長182㎝)ながらも大きな相手に立ち向かっていき、スピードを生かして大活躍。世界的な人気選手となり、K-1活動停止後はGLORYを主戦場にし、2014年のGLORYライトヘビー級世界トーナメントで優勝、初代GLORY世界ライトヘビー級王座に就いた。戦績は83勝(59KO)12敗1無効試合。
そのサキがUFCと契約し、今回の日本大会で本格的にMMA(総合格闘技)デビューを果たす(2004年に一度だけMMAに挑戦し、敗れている)。
「20年キックボクシングをやってきて、これ以上挑戦することはないのかな、と。キックボクシングではやりきった、胸にぽっかりと胸が空いたような気持ちだったが、UFCからオファーをもらって新たなチャレンジになるということで復帰することにしたんだ」と、MMA転向の理由を語るサキ。
寝技に持ち込まれることに対して不安はないかと聞かれると、「その恐怖には負けたくない。柔術やレスリングなどやることは全部やってきたし、とても自信を持っている。そうでなければUFCの舞台で戦わない。これは戦いなので、自信がなければ絶対にやらない。ここにいるということは自信があるということだ」と答える。
今回の試合へ向けて「スウェーデンから始まって、いろいろなパートナーと寝技のトレーニングをしてきた。トルコのベストなレスラーたちや、柔術の黒帯の人たちとかね。以前もオランダへ行った時に寝技のトレーニングをしたし、今回の試合が決まってからも立ち技と一緒に寝技のトレーニングをずっとやってきたので自信を持っている」と、寝技に関しても自信があるという。
対戦するシウバもキックボクシングをベースに持ち、ブラジル王者に輝いたことも。MMA戦績10戦無敗でその全てがKO勝ちというレコードを引っ提げて2016年6月にUFCデビュー。1戦目がKO勝ち、2戦目は関節・絞め技による一本勝ちと強さを見せつけたが、その後は3連敗を喫している。身長190㎝で、182㎝のサキよりも長身。
サキは「対戦相手に関しては何も言うことはない」とし、「K-1の時に自分よりはるかに大きい相手とやってきたし、20年のキャリアの中で誰が来ようと自分のやってきたことを発揮しただけなので、相手云々は関係ない」と話す。
そして「日本を愛している。ピーター・アーツやレミー・ボンヤスキーなど子供の頃から夢見ていたレジェンドたちと戦うことが出来て、とてもいい思い出ばかりだ。その日本で俺は新しい自分のストーリーを書いていくことになるのでとても興奮しているよ」と、K-1で世界に名をはせることになった日本で、今度はUFCでのキャリアをスタートさせることを喜んだ。
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