【UFC】2階級上に挑戦した岡見「次はウェルター級で」
9月23日(土)さいたまスーパーアリーナに8,571人(主催者発表)の観衆を集めて開催された『UFC FIGHT NIGHT JAPAN』。
メインイベントでUFCライトヘビー級7位オヴィンス・サン・プルー(アメリカ)と対戦し、1R1分50秒、ヴォンフルーチョーク(変形肩固め)で敗れた岡見勇信(和術慧舟會東京道場)が試合後の会見に出席した。
今大会の6日前に、マウリシオ・“ショーグン”・フア(ブラジル)の負傷欠場を受けて急きょ約4年ぶりのUFC参戦が決まった岡見。本来のウェルター級から2階級上のライトヘビー級での試合となったが、「彼がオクタゴン(八角形の金網で囲まれたリング)に入って来る時はデカいなと思ったんですが、開始前のフェイスオフ(向かい合った時)では組めそうだって思いました。ゲームプランはいけそうだった気がしました。そんなに力の差は感じなかったが圧力は感じましたね」と、試合を振り返る。
試合前には観客からの声援を受け、「嬉しかったし、声援も聞こえていました。覚悟を持ってOSP(オヴィンス・サン・プルー)に挑もうとひとつの覚悟が出来ました」と、力になったという。
OSPの得意技ヴォンフルーチョークを極められてしまったことは「警戒はしていました。形に入られた時に狙っているのは分かったんですが、極まっていない感覚があったので、ここで力を使わせようと思ったら落ちていました」と、技が極まっているのが分からぬまま意識を失ったと苦笑。
約4年ぶりにUFCに復帰したことは「ずっとこの4年間も目標にしていたので嬉しい気持ちもあったけれど、目の前のOSPと戦うことしか頭になかった。感慨に浸る気持ちは起きなかったです」と、試合に集中していて考えてはいなかったとコメント。
そして今後については「元のウェルター級で勝負したい。自分にはそんなに時間が残されていると思わないので。今日は負けてしまったが、この経験を次につなげてUFCウェルター級のトップどころと勝負したい。アジアを盛り上げていけるように、アジア人との勝負も面白いかなと思っています」と、本来の階級でUFCで戦いたいと語った。
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