【UFC】死闘制したアンドラージが『ドラゴンボールZ』を入場曲に選んだ理由
9月23日(土)さいたまスーパーアリーナに8,571人(主催者発表)の観衆を集めて開催された『UFC FIGHT NIGHT JAPAN』。
セミファイナルで行われた、UFC女子ストロー級4位ジェシカ・アンドラージ(ブラジル)vs同級1位クラウディア・ガデーリャ(ブラジル)の女子ストロー級上位ランカー対決は、大差の判定でアンドラージが勝利し、大会後の記者会見に出席した。
勝因を聞かれたアンドラージは「最初にパンチをもらった時に、打ち返してやると思って行ったら上手くいきました。それと今回はかなり寝技の練習をしてきたんです。全部のラウンドでテイクダウンを取って、クラウディアをイラだたせる戦略でした。それがハマりましたね」と、テイクダウンは相手の心理を揺さぶる目的だったと説明。
試合はアンドラージが髪の生え際付近、ガデーリャが左目尻をカット。両者大流血でマットが赤く染まる血まみれの死闘となり、「クラウディアに関節技を取られそうになる状況もありましたが、血まみれで手が滑ってしまい、どっちも極められない状況だった。私もフロントチョークをやろうと思ったんですが、血で滑るので諦めました」と、関節・絞め技が極められないほどだったという。
また、入場曲には人気アニメ『ドラゴンボールZ』の曲を使用。その理由を聞かれると「実は大好きなアニメなんです。子供の頃にブラジルで放送されていて、学校が終わったら必死に走って帰って見ていました。日本に来てそのことを思い出したんです。『ドラゴンボールZ』は、戦い続ける、そのために常に強くなるという素晴らしい物語だったので、今回のテーマ曲に選びました」と明かした。
そして、今後のことを聞かれると「1位を倒したので私が1位になりたい。その実力があることを世界に示すことが出来ました。私が一番言いたいのはブラジルにいながらでも強くなれるということ。故郷を離れることなくブラジルのままで強くなり、勝つことが出来たんです(※クラウディアはアメリカを拠点としている)。ミノタウロ(元UFCヘビー級暫定王者&元PRIDEヘビー級王者のアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ)のようにブラジルにいながら、ルーツを大事にして強くなっていきたい」と、多くのブラジル人選手が活動拠点をアメリカに移しているのに対し、ブラジルに住んだままUFC王者になりたいとの想いを語った。
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