【Krush】復帰試合で勝利した小西がヘビー級転向宣言
10月1日(日)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.81』の一夜明け会見が、2日(月)都内で行われた。
実に6年9カ月ぶりのKrush参戦を果たし、神保克哉に勝利したISKAオリエンタル・インターコンチネンタル・スーパーウェルター級王者の小西拓槙(クロスポイント吉祥寺)が出席。「凄くボリュームのある戦いだったかと思う。本当に復帰戦を勝利で飾れてこうして一夜明け会見に参加できるのがとても嬉しい」と感想を述べた。
試合は2度のダウンを奪っての判定勝ちで、「凄く倒したかったんですが、減量がきつくて減量の疲れが3Rに出てしまった。もっと詰めたいと思った時に身体が動かなくて手が出ない、でも攻撃しているようには見せたくて、全てのパンチをかわして前へ出ているような雰囲気のまま、早く時間が過ぎないかと思っていました」と、ごまかしながら戦っていたと告白。
「前々から宮田さん(K-1プロデューサー)にも会長にも言っていたんですが、減量がきつくて、筋肉量だけで73kgあるんです。ほぼ20kg、2カ月で落としました。だから階級を上げたいと思っています。70kgは昨日が最後のつもりでした」と、今後は階級を上げたいという。
しかし、ボクシングのクルーザー級やライトヘビー級にあたる階級は現在のKrushとK-1にはなく、70kg(K-1のスーパー・ウェルター級)の上はヘビー級となる。そこで小西はヘビー級転向を目指すと発表。
「まずは準備段階で慣らしとして、80kgか85kgでワンマッチを組んでもらえれば。海外の選手でもいいですし、日本では思い浮かぶ選手はいません。このままのスピードで出来るので、スピードのあるジュニアヘビー級みたいな新しいコンセプトの日本人ファイターとしてカテゴリーを作ってくれたらと切に思います」
それを聞いた宮田プロデューサーは「自分の好きな体重で、外国人を呼んでとあつかましい。昨日はKOを見せて欲しかった」とバッサリ切り捨てたかと思いきや、「70kgの契約体重を守ってやってくれたのはプロだと思う。でも身体を壊してまでプロキャリアを続ける必要はない。小西君が何kgがベストなのか、まずは契約ウェイトの試合を組みたいと思います。勝った選手の主張なのでしっかり考えていきたい」と、小西の意向を汲むという。
「ヘビー級の小西君としてどんな相手とやったらいいのか、今日から考えていきたい。2つくらいプランはあります。『えーっ』というような(笑)。30歳という節目で30歳からのキャリアはヘビー級の小西拓槙としてご期待ください」と、小西のヘビー級化計画をすでに考えているようだ。
それを受けて小西は「スピードのある戦い方を得意としています。つかまずに殴って蹴って倒す。そのコンセプトをヘビー級に上がっても続けていきます」と意気込みを語った。
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