【ADCC】菊田早苗がミスジャッジを指摘、ヘンゾ・グレイシーとの再戦を直訴
9月22日~24日(金~日・現地時間)フィンランド・ヘルシンキで開催された『ADCC SUBMISSION FIGHTING WORLD CHAMPIONSHIP 2017』(以下ADCC)で、ヘンゾ・グレイシー(50=ブラジル)とスーパーファイト(ワンマッチ)で対戦した菊田早苗(45=GRABAKA)。試合はポイント差で菊田が敗れたが、ミスジャッジだったとしてADCCへ抗議文を提出した。
この試合は、本戦10分間は大きな動きはなく両者ポイント0-0のまま5分間の延長戦へ突入。2分が経過したところで菊田にのみ消極姿勢を問うマイナス1ポイントが与えられ、残り1分を切ったところで菊田が大内刈りでテイクダウンに成功。ヘンゾを下にした体勢をキープしたがノーポイントとなり試合終了。マイナス1ポイントの差で菊田が敗れている。
しかし、菊田は「両者ともに展開が作れずにいた中で自分だけマイナス1ポイントはおかしい」とし、「投げでテイクダウンし、上下の体勢を3秒以上キープすれば2ポイント入るはず」と、レフェリーのミスジャッジを指摘。自身のSNSに試合の動画と抗議の内容(日本語と英語)をアップし、世界に向けて発信している。動画の再生回数は10月11日の時点で18,000回を超えた。
菊田は10月8日に囲み会見を行い、ADCCから正式な回答が来たことを報告。「ADCCは異議を一切受け付けない方針であるとのことで、それには納得しています。また真摯に対応してくれたことも感謝していますし、選手として僕を評価もしてくれました。ただ、あれはいろいろな駆け引きがあっての投げだったので、かなりのアドバンテージがあったはず。その部分には納得していません。だからもう一度やりたい」と、ADCCにヘンゾとの再戦を申し込んだという。
「2年後のADCCでもいいし、どこかでやらせてもらえるならそれでもいい。とにかく再戦がしたい。ルールは同じでもMMA(総合格闘技)でもいいです。僕が再戦を望んでいるということを世界に発信したい」と、ヘンゾとの再戦を強く訴えた。
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