【DEEP】チャンスを逃してきた釜谷「今回は確実に勝利」=挑戦者決定戦
10月21日(土)東京・ディファ有明で開催される『DEEP 80 IMPACT』の計量が、20日(金)都内にて12:30より行われた。
メインイベントで、DEEPバンタム級次期王者挑戦者決定戦を行う釜谷真(34=Honey Trap)は61.6kg、ソン・ジンス(24=KOREAN ZOMBIE MMA/本宮塾)は61.3kgでそれぞれ契約体重の61.2kg(+1ポンド=約450グラムオーバーまでは認められる)をクリアー。
釜谷は高校時代は野球部に所属し、甲子園出場経験もあり。ボクシングを経て2005年にMMA(総合格闘技)でプロデビュー。2010年7月から2012年9月まで10戦負け無しの快進撃を収めたほか、何度もタイトル挑戦に近付きながらもあと一歩のところで逃してきた。現在は4連勝中で、今回タイトル挑戦のチャンスが巡ってきた。打撃とフロントチョークを得意とする。
対するジンスはUFCファイターの“コリアン・ゾンビ”ことジョン・チャンソンの愛弟子。2014年10月に初来日して3連勝を飾ったが、DEEPバンタム級トップの北田俊亮に僅差の判定負け。しかし、その後は2連勝して今回の挑戦者決定戦へと漕ぎつけた。
計量を終えた釜谷は「コンディションはいつも通り。減量がキツイのもいつも通りです」と精悍な顔つきでコメント。今回はメインイベントの大役だが、「ハッキリ言ってそこに関しては何も思わないです。それよりも、とにかく勝つことが重要。ここで勝たないとまた同じところをグルグルと回るだけ。もう遠回りする時間はありません。確実に勝利です」と、“必勝”することしか見てないと語る。
「別に判定でも勝てばいいという意味ではなく、勝つために一番最良なことをするだけです。15分(5分3R)戦うつもりですが、流れの中で一本かKOが取れれば一番いい。でも今回はとにかく勝ちにこだわりたい」と、巡ってきたこのチャンスを確実にモノにするつもりだ。
ジンスについては「ずっと前から何試合も見ています。早く兵役に行ってくれと思っていました」と、出来れば避けたい相手であったとの本音も。しかし、「思ったよりは大きくなかったです。パワー負けする相手ではない。僕はここがゴールだとは思っていないし、最低でもチャンピオンになりたい。現チャンピオンの大塚(隆史)君はもっと強いです。この試合に勝たないと次はない。僕の持っているものを頭も身体も全てフル稼働させて勝ちに行きます」と、全てを使って勝ちに行くとの決意を語る。
15日の『RIZIN』で勝利したパンクラス・バンタム級王者の石渡伸太郎とも練習を積み重ねており、明日はセコンドにも石渡が就くという。勝ちにこだわると言った釜谷だが、最後には「退屈はさせないと思います」と激闘を誓った。
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